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ハツコイ。�Α攴嫻�side】 ページ24
力の強いクラスメイトがボールを取る。僕に狙いを定めたのがわかった。
当たりたくない。けど、動けない。
「春馬くん、あぶなーいっ」
間抜けな声がした。
……バカだろう。そんな目立つことをしたら、狙われるのは目に見えているのに。
案の定、僕からAに狙いが変わった。
ボールが逃げるAに当たり、地面に落ちる──と思ったら。
瑞季がボールをキャッチしていた。その瑞季と一瞬だけ、目が合った。
その顔は、もうわかっただろ、というしたり顔。
そうだ。僕は、バカなだけのクラスメイトとは違う。
僕を助けた声は震えていたし、逃げる姿もすぐに当てられてしまうほど様になっていなくて。
Aは、たぶん。
僕と同じか、それ以上にドッジボールが苦手なんだろう。
なのに、怖がっている僕に気づいて助けてくれた。
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Toy(プロフ) - すごく面白かったです！続き楽しみにしています！ (2020年6月10日 18時) (
レス) id: d1e05a6279 (このIDを非表示/違反報告)
透椛♯(プロフ) - 主人公と瑞季がとても好きです！！応援しています！！ (2020年5月9日 1時) (レス) id: c4a6f12319 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネロ | 作成日時：2020年4月22日 17時
