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コクハク。�� ページ12
「返事とかは……いらないし。伝えたかっただけ。だから……そんな顔しないで」
私、どんな顔してるんだろう。
春馬にどんな顔、させてるんだろう。
何も見たくなくて、何も考えたくなくて、頭のなかがパニックで。
私は緩くなった手をすり抜けて走った。
追いかけてくる様子はなくて、それでも逃げるように走った。
寝たら、きっと私たちは普通の幼馴染みに戻っているはずだ、と思ったから。
ーー次の日、いつものように学校に行こうとして瑞季と春馬と集まった。
私と春馬がどことなくギクシャクしているのを感じたのか、瑞季がはあ、とため息をつく。
「何かあったのか？」
「な、なななななな何もないよ？」
「……それはそれで傷つくよ」
春馬に恨めしく言われて呻く。
「……ごめん」
「いや、まぁ忘れよう。それより、瑞季は何かあった？」
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Toy(プロフ) - すごく面白かったです！続き楽しみにしています！ (2020年6月10日 18時) (
レス) id: d1e05a6279 (このIDを非表示/違反報告)
透椛♯(プロフ) - 主人公と瑞季がとても好きです！！応援しています！！ (2020年5月9日 1時) (レス) id: c4a6f12319 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネロ | 作成日時：2020年4月22日 17時
