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雫side


雫「来ないでっ__」


逃げようと思えば、逃げれる

傷つけようと思えば、手に持ってる刃物をふりかざせばいい


なのに__

なんで動けないんだろう


『ギュッ』



凛「雫、ごめんね」



謝られたって、許さない

そう思っていたし、今もそのはずなのに


抱きつかれた瞬間に、力が抜けた



雫「私は__」



本当は、この人に見て欲しかった__




ちゃんと、私のことを認めて欲しかった__



凛「雫」


この人がずっと、大好きだった

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作者名:goo___** | 作成日時:2017年11月30日 17時

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