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奈々未side
美「そういえばさ___ななみんは行かなくてよかったの?まいやんのとこ」
奈「あぁ___うん、凛がいれば大丈夫かなって__あと、なんとなく2人で話したそうだったし」
凛がまいやんのとこにすっ飛んで行ってからも、控え室の中は異様に静かだった
まぁ、こんなことあったらそうもなるか___
飛「奈々未っ____」
飛鳥が柄にもなく、息を切らして私の名前を呼んだ
奈「飛鳥__どうしたの?っていうか___飛鳥大丈夫?」
飛「玲香が__」
美「なんかあったの?」
飛「__凛のっ__」
飛鳥がこんなに慌てるなんて珍しい__
っていうか、動揺しすぎてて話が分からない
美「飛鳥、一旦落ち着いて」
飛「__凛の昔の写真___渡されて__玲香がキレてる」
奈「昔って_?」
飛「乃木坂入る前の___なんか男の人が急に来て、凛のこと悪く言うから__」
__よく見ると、静かなんじゃなくて誰もいない__
みんなどこ行ったんだろ
__なんで私達、気づかなかったのかな__
美「ななみん_行こ」
奈「ちょっとだけ待って___」
なんか__はめられてるみたいな感覚
もし__玲香と揉めてるのが拓海さんなら___
『プルプル』
凛『もしもし、なんかあった?』
こう聞いてくるあたり、凛もなんか感じてたのかな_
凛『奈々未?』
奈「しーちゃんのそば、離れないで」
凛『どうしたの?何かあったの?____ねえ、奈々__』
奈「大丈夫、凛はしーちゃんと一緒にいて__絶対」
凛『ちょっとっ__』
『ぴっ』
電話をぶち切りしたことは後で謝ろ__
___嫌な感じだ
なぜか、しーちゃんを今1人にするのはダメな気がする
美「ななみん?」
奈「行こっか、玲香のとこ」
もし、本当に拓海さんなら__私に何ができる__?
凛なら__どうする?
みんなを守る__か
こんな簡単に言葉にできるのに__
私にはどうすればいいのかわからない
もし____凛に頼れなかったら
そんなこと、今まで考えたこともなかったなぁ
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作者名:goo___** | 作成日時:2017年11月30日 17時