44 ページ48
白石side
ライブが終わって、みんながステージから降りて来るのがわかって__
目は開けてなかったけど、声だけは聞こえてた
白「凛が私のこと運んでくれてたでしょ?」
凛「あ、うん__」
白「ずっと、名前呼んでくれるからなんか大丈夫だなって思っちゃって」
凛「____怖かったんだ____誰かを失うのが___」
呟くようにそう言ってから、凛は私を見て少し無理に笑った
凛「だから、すぐ会いたくて」
そんなに心配してくれてたんだ____
白「____凛がいてくれて良かった__乃木坂に、凛が入ってくれて」
急にこんなこと言うのも変だけど、今しか言う機会ない気がする
凛「?」
白「オーデションの時、覚えてる?隣にいたの」
凛「うん__」
白「初めての場所で、最終オーデションで___緊張してたけど、凛が話してくれて私本当に安心してさ___メンバーになれて本当に嬉しかった」
凛「___」
白「あの時からずっと、私は___凛に助けてもらってばっかり、ライブの時もプリンシパルの時もそう__凛は絶対私のそばにいてくれて、大丈夫って言ってくれる___」
白「「いつもありがと、凛」
緊張してても、笑わせてくれて__ずっと支えてくれて___
もう、感謝し尽くせないなぁ
本当はもっと言いたいことあるけど、今はまだ言わない
だって、凛が泣いてるから
凛「今日、奈々未達にも泣かされたのに__」
___やっぱり、ななみん達に先越されてたか__笑
122人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:goo___** | 作成日時:2017年11月30日 17時