乃木坂の本当のキャプテンは__5 (ページ46)

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美彩side

奈「最低じゃなくて、最高だよ」

凛「そんな訳な__」

奈「凛は最高の副キャップで、最高のセンター」

凛「私は_____」

奈「だから、私が卒業するまでは絶対ここにいて___その前に卒業とか許さないから__私の卒業シングル___凛がいないとか嫌だ」

凛が一番安心するなら___もし、乃木坂にいたいなら___
私たちは大歓迎だから、っていうかいてもらわなと困るし！

美「いいんだよ、迷惑かけたって不安にしたって____それ以上に凛はいっつも、私たちのために頑張ってくれてるんだから______やっぱり凛は人のことしか考えてないよ？もっと自分勝手にしてもいいのに」

奈「___我慢しなくていいから、今のうちに泣きなって」

ななみんはそうやって、抱き寄せた

凛「っ____ごめん___」

凛は、ななみんに背中をさすられながらずっと泣いてた
側から見たら、泣いてるのかわからないくらい静かに___

“ここにいたい”____か

こんなにはっきり自分の意見言うのも珍しいかも
いつもは周りの意見うまくまとめるだけだから___

もう少しわがままになってくれたら、お姉ちゃん的には嬉しいんだけどねぇ笑

って言うより___今のままじゃ私の方が妹みたいなんだもんっ！

奈「____凛？」

美「寝てない？」

奈「もう____」

そんなこと言いながらも嬉しそうなななみん

ううっ、ななみんばっかりずるい___

美「写真撮ろー」

奈「あとで送って」

『カシャ』

凛「ん____だめ_____zzzZ」

美「！__起きてないよね？」

奈「うん__」

その後も頑張ったんだけど__寝顔とれなかった___