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凛side

男1「逃したか__弟いるメンバーってあと誰?」

男2「__結構いる__衛藤美彩とか?」

男1「選抜の中っていうのが厳しいけどなぁ」

男2「でも、あのレアグッズもらえるならやるしかないだろ?」

男1「だよな」

___ビンゴだ

凛「奈々未、静かにしててね」

奈「!__凛っ」

凛「大丈夫__」

この人たちは熱狂的なハロプロのファン____
物欲には勝てないってことね__

凛「あなたたちの目的は?」

知ってるんだけど、一応聞くか__

男1「!__さっき一緒にいたやつはどこ行ったんだよ」

凛「さぁ?」

男1「なら力ずくで行くしかねえか__」

『ドサッ』

男1「うわっ__!__」

綺麗な背負い投げ__

男2「お、俺は知らねえぞっ!」

あ__一人逃げた

凛「すいません、変なこと頼んで__なんか武道やってたんですか、すごい動きが__」

琢「まぁね__子供を狙われてる思うと__つい力が入ってしまったよ」

流石に取り押さえられないから、琢磨さんに頼んだ
最近聞いたんだけど、琢磨さん、警察官みたいで___

凛「さてと____あなたたちに限定グッズを料金に、こんなことしろって言ったのは誰ですか?」

奈「凛っ、どういうことなの?」

男1「知らねえよ、急に話しかけられただけだ____よく見たら__そこのジジイに似てる、深くフード被ってて__」

琢「誰がジジイだ__」

男1「ひっ____もう言いません、ごめんなさいっ!もう諦めますからっ!」

凛「あ、これどうぞ__だから、今日のことは内緒に」

男「あっ、それは伝説のっ__やったぁ、ありがとう、ありがとう__乃木坂も応援するっ!」

なんて単純な__
男を逃してから、手荒にしすぎたことを後悔しつつ__
だいたい繋がった

凛「拓海さん__か」

琢「拓海__って兄か?」

凛「私が誘拐されたのも拓海さん__握手会も___」

奈「握手会の時なんかあったの?」

凛「アンチが多かった時の話、最後に拓海さんきたし__」

奈々未には、切りつけられたの黙っとこ___

琢「__警察で調べよう__特殊な部署だから、何しても許されるよ笑」

凛「いいんですか?それ__」

琢「いいんだよ、わがまま聞いてもらえる役職だから笑」

凛「__ありがとうございます」

琢「それにしても、凛ちゃんみたいな部下が欲しいねー笑堅物ばっかりで、困るよ、頭が固くて」



もし__本当に拓海さんだとしたら__
なんの目的なのか




こんな遠回しに仕掛けてくるなんて__

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作者名:goo___** | 作成日時:2017年11月30日 17時

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