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凛side
美「ん__凛_?___私」
凛「店で寝ちゃったから、家まで連れてきちゃった」
まだ酔いが完全には冷めてないらしく、目が虚ろ__
美「ごめん__私___帰らなきゃ」
『ふらっ』
凛「ちょっ_」
美「ごめん__」
倒れそうになった美彩を抱え込んで、もう一度ベッドに座らせた
凛「泊まっていってよ、っていうか家返さないから」
美「帰らなきゃいけないの__」
凛「なんで?」
また立ち上がろうとする美彩の手を掴んだ
あんまり力入ってないから、軽く抑えてるだけで大丈夫__
美「凛に_____なんでもない」
凛「私がなに?」
美「なんでもないから」
凛「悩んでるなら言ってって言ったの、美彩だよ?__お願い、教えて」
少し、きつくそう言ってしまう__
私のせいでまた迷惑かけてるのかもしれないって思うと、
手が震えるのは最近になってから__
美「ごめん__」
スッと目をそらて、今日はもう諦めた
__問い詰めすぎた
美「___っ泣」
凛「!___私も余裕なくて__言い過ぎた__ごめん」
美彩が泣くのを見るのは、これで2回目__
どっちも私のせいで泣かしてる__
美「__助けてよ、凛」
凛「!__どうい__美彩?」
ふっと、私の腕に力が加わった__
寝たの?今のタイミングで?
凛「___どうやって助けたらいいんだろう」
余計に悩み事が増えただけのような気がする__
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作者名:goo___** | 作成日時:2017年11月30日 17時