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奈々未side

凛「お願いだから…返して…

男「…涙目なのも可愛い…これ潰したらさ、もっと泣いちゃう?」

凛「っ…やめて」

男「本当…可愛いんだから」

男はそう言って、凛の頰に触れる

凛「…ん…⁉…」

そして…口付けた

奈「凛っ!」

そこで、やっと私の体が動いた…

もっと早く動いてよ…バカ

凛「!…奈々未っ…」

男「あぁ、ななみんか…せっかく凛ちゃんとの2人の時間だったのに」

奈「凛に…何してるの…」

男「ははっ、今日はここまでか…またね、凛ちゃん」

男がその場から逃げようと、私たちに背を向けた
逃したら…

奈「待っ…」

凛「奈々未っ…ダメ…」

奈「でもっ…」

凛「奈々未が追いかけちゃだめ…」

凛に止められて、男を追いかけるのはやめた…
だって…凛が震えてたから…

奈「…凛」

凛「ごめんね…ありがと…」

こんな時でも、反射的に謝ってしまう凛
いつも、自分のせいみたいに…

奈「時雨ちゃんが言ってた…凛に今日何かするからって」

凛「…そう」

私が美彩達から逃げてすぐ、時雨ちゃんに言われた
…話すのが気まずくて…電話をかけられなくて…
本当なら、こんなことになる前に…

奈「ごめん…見てたのに……もっと早く…」

凛「…奈々未がいてくれてよかった…」

奈「…」

そう言われても何も言えなかった
だって私は何もできてないから…

凛「お守り、役に立ったよ?」

奈「え?」

凛「奈々未がくれたの…私が引っ越すとき、交換したの覚えてないの?」

そう言って、凛が見せてきたのは私が凛にもらったお守りによく似たもの

奈「!…これ…さっき」

凛「…取り返せてよかった」

あんなに必死になって、取り返してたのこれだったんだ…

奈「…ばか」

言ってしまえば、ただの下手な手作りのものなのに
凛は笑いながらそれを握り占めていた

少し、目に涙を浮かべながら…

凛「あ、そうだ…美彩とまいまいが潰れたらしいから行かないと…」

奈「…本当、人のことばっかりなんだから…」

私が呆れてたのは言うまでもない

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koharun29(プロフ) - 凛さん» そうだったんですね!全然大丈夫ですよ!!凛さんのペースで!!更新される新しい話楽しみにしてます!!! (2017年11月20日 18時) (レス) id: e4e8607028 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - koharun29さん» 全然更新しなくてすいませんっ (2017年11月19日 22時) (レス) id: 96d50b5653 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 公開せずに更新してるからかもです…書き直して更新して…消して…とかやってるので (2017年11月19日 22時) (レス) id: 96d50b5653 (このIDを非表示/違反報告)
koharun29(プロフ) - 更新された順のところには1番上に出て来るのですが実際は前回読んだところから変わってなくて、、、こちらの不具合でしょうか?( ; ; ) (2017年11月19日 21時) (レス) id: e4e8607028 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:goo___** | 作成日時:2017年10月31日 1時

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