乃木坂の本当のキャプテンは…4

ー ページ37

美彩side

美「そういえば、なんで連絡してくれなかったんだろうね」

深「__サプライズ？」

美「それはないでしょ、驚かす次元じゃない」

深「単純に携帯の充電なかったとか？」

美「でも、メール送って来たよ？」

凛が寝てから、なんとなく落ち着かなくて2人で話してた
凛はまいまいの隣で熟睡中__

可愛すぎたから写真撮ってたら、寝ぼけながらダメって言われた__
それもまた可愛いんだけど__

美「あ、まいやんからメールきた」

深「なんて？」

美「凛は？って__短すぎ__」

深「奈々未にバレないように送信したんじゃないの？」

美「そういうこと？まいやんまで、冷たくなったら本当泣く」

寝たよ、って打ってから画像付きで送った笑
凛に内緒だよ、絶対

深「___そういえば、さっき卒業するって言ってなかった？」

美「あ__ほんと_！」

深「しっ、起きちゃうから」

大声で叫びそうになった
さらっと言ってたの、さらっと聞き流してたけど__

深「マネージャーにも言ったって」

美「こんなタイミングで言っちゃう？普通_」

深「止めたのに__」

美「私も」

深「ななみんと言い合いにもなるよね、そりゃ」

当たり前っちゃ、当たり前か
ななみんが1番やめてほしくないんだろうし

深「やめてほしくないって理由じゃ、止められないのかな__」

美「だねぇ__」





凛は今、何を考えてるの？



サラサラの髪を撫でながら、私は心の中で問いかけた

ー→←ーー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す