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時雨side
今更、こんなに迷うなんて…
収録前の楽屋で、そう思う
凛「時雨ちゃん、遅れるよ？」
時「あ、はい…」
助けられてから、前みたいに対応できなくなってしまった…
この人がいなかったら…なんてよく考えてしまう
乃木坂にとってこの人の存在は、それだけ大きいものなのか
凛「大丈夫？なんか、調子悪そうだけど」
時「…お気遣いなく」
凛「そう？…あれ？
…麻衣」
目線の先を追うと、白石さんが自分の席にまだいた
いつもならもう行ってるはずなのに…
凛「麻衣、どうしたの？」
白「あ…いや、なんでもない」
凛「あ、ちょっと…」
…おかしい
時「私、なにもしてないですよ…今回は」
凛「うん…今回だけじゃないと思うけど」
時「え？」
今回だけじゃないって…
ほかにもなんかあったってこと？
凛「いや、なんでもない…早く行くよ」
時「あのっ、どういうことですかっ？」
凛「これは私を嫌いな人じゃないかもね…」
時「ストーカーとかですか…？」
凛「んーちょっと違う…でも、時雨ちゃんも知ってる人」
なんでこの人はいつも、なんでも知っているんだろう…
どうして、こんなに動揺しないんだろう…
凛「時雨ちゃん、私はメンバー全員信頼してる…麻衣になんかあったら教えて、時雨ちゃんにしか頼めない」
時「なんかあったらって…っていうか、私になんで…」
凛「変に広めるとややこしいでしょ？できるだけ小規模に、抑えないと…あと、メンバーには時雨ちゃんも入ってる」
時「！」
私の事も信頼してる…ってこと？
…散々、あんなことしてきたのに…
凛「あと…気にしなくていいよ？擦り傷くらい、すぐ治るしね」
時「…ばかでしょ」
凛「そんなの知ってる」
私の頭を軽く叩いて、笑う…
…ずっと、そうだった
いつも笑って、強がって…
この人のことを…本当は
時「私は…」
凛「ん？」
時「私はあなたが大嫌いで…ずっと羨ましかった」
凛「！…」
時「ずっと…」
凛「泣いたら、メイク落ちるよ？……話は収録終わってからね」
そう言ってから歩いだした姉を、私は追いかけた…
いつか、本当の意味で
“お姉ちゃん”と呼べるだろうか…
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koharun29(プロフ) - 凛さん» そうだったんですね！全然大丈夫ですよ！！凛さんのペースで！！更新される新しい話楽しみにしてます！！！ (2017年11月20日 18時) (
レス) id: e4e8607028 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - koharun29さん» 全然更新しなくてすいませんっ (2017年11月19日 22時) (レス) id: 96d50b5653 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 公開せずに更新してるからかもです…書き直して更新して…消して…とかやってるので (2017年11月19日 22時) (レス) id: 96d50b5653 (このIDを非表示/違反報告)
koharun29(プロフ) - 更新された順のところには1番上に出て来るのですが実際は前回読んだところから変わってなくて、、、こちらの不具合でしょうか？（ ; ; ） (2017年11月19日 21時) (レス) id: e4e8607028 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：goo___＊＊ | 作成日時：2017年10月31日 1時
