ー ページ9
奈々未side
A「馬鹿だよね…お父さんがいないと困るからって思ってたのに…雫のことほったらかしにしちゃって私だめだ…本当」
Aのお母さん
優しい人だったのに
A「迷ってる間に離婚して…やっぱり、子供じゃなんもできなかった………私もさ、ちょっと限界でね…子役やめて親戚に頼み込んで、なんとか一緒に住ませてもらって…」
Aは小さくため息をついた
悲しそうな顔をして、私なら全員恨みそうだけど…
A「…逃げたんだ……お母さん…死んだふりまでして」
奈「!…」
Aがボソッとそう言った
そう思ってもしょうがない…か
本当なら、もっと怒ってもしょうがない
A「…私なりに頑張ったんだけどな……なんで今更…もう遅いよ」
誰に言ってるわけでもない独り言に私はどう返したらいいのかわからなかった
もう遅い…って雫ちゃんがいないからかな
A「ごめんね、重くして……そろそろみんな来るかな」
奈「A」
A「なに?」
奈「お母さんなんて?」
A「海外から日本に帰ってきたからって…アイドルになってて驚いた、あなたなら大丈夫ね…私の自慢の娘だから…もう一度、会いたいってさ…」
美「…どの口がそんなこと言ってんの⁉」
A「!…」
美「何よっ、謝罪もなしに急に電話かかってきて!自慢の娘?馬鹿じゃないの⁉」
美彩が自分のことみたいに怒って、私もAもびっくりした
だって、すごい怖いんだもん
A「…あはははっ…美彩、ありがとっ…そんなに怒ってくれてっ…」
Aは爆笑してたけど、美彩はなんで笑われてるのかわかってないらしい
いや、笑っちゃうよ
A「でも、会ってくるよ…逃げてると、何にもわからないから」
美「…」
A「そんなに眉間にシワ寄せないで?怖いから」
美「Aまた危ない事しようとしてる」
A「大丈夫だよ」
そういえば、なんか仲直り的な事したのかな…?
めっちゃ普通に話してるし
A「プリンシパルの時、ごめんね…」
美「!…Aは悪くないよっ…あの、本当…ごめん」
A「全然」
ちょうどそこにまいやんとかがきて、
もういつも通りの2人にもどった
大丈夫って言ってるけど、
美彩の言う通り無茶しようとしてるのは変わらない
ちゃんと見てないといけないかな
101人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
koharun29(プロフ) - 凛さん» 不都合は仕方ないですね、、、、!はやく自分の名前で読めるように不都合が直ること望んでます!!! (2017年10月31日 19時) (レス) id: e4e8607028 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - koharun29さん» なんか不都合で変換できなくて!ごめんなさいっ!できるようになったら即変えますっ! (2017年10月30日 22時) (レス) id: 96d50b5653 (このIDを非表示/違反報告)
koharun29(プロフ) - 凛さん» 受験頑張ってください!!あと、また途中から自分の名前に設定しても設定した名前にならなくて、、、お時間があれば自分の名前で読めるようにしてもらえませんか?(汗) (2017年10月30日 19時) (レス) id: e4e8607028 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - koharun29さん» ありがとうございますっ、めっちゃ嬉しいです♪ただ、受験生で…更新遅くなるかもしれないです…ごめんなさいっ (2017年10月29日 23時) (レス) id: d2ddf734d0 (このIDを非表示/違反報告)
koharun29(プロフ) - いつも、話が面白くて次の話が気になって30分おきくらいに更新してるか確認しちゃいます!笑次の更新楽しみにしてますね!!! (2017年10月29日 19時) (レス) id: e4e8607028 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:goo___** | 作成日時:2017年10月23日 3時