乃木坂の本当のキャプテンは…3

私とあなた ページ6

奈々未side(子供)

「今日からこの幼稚園のお友達たちになる、星野Aちゃんです、みんな仲良くしてね」

「「はーい」」

Aと始めてあったのは、幼稚園の頃
私はその時、結構明るい性格ですぐ話にいった

奈「ねえ、Aちゃん！一緒に遊ぼっ」

A「あ、でも…この子怪我しちゃったから…」

Aは小さい頃から、人のことばっかりだった
転んで大泣きしてる子のところに先生よりも先に行っちゃうような子

奈「いいからっ」

A「ちょっと…」

それでも私は無理矢理誘って、Aと遊んでた
私がはじめて追いかけっこで負けたのも、Aだったかな

そんなAが怒ったのは、私が家の事聞いた時だった…

A「奈々未ちゃんに関係ないけんっ、関わらんとって！」

北海道に来る前に、九州の方に住んでたらしくて
方言交じりにそういわれた

私は急に怒られたから、大泣きしたんだったっけ
結局、Aは教えてくれたけど…

A父「A、なにしてる」

A「お、お父さん、おかえり」

A父「はやく家に入りなさい」

A「はい…」

Aを連れ出してはAのお父さんに怒られて
ほんと、私すごい迷惑なやつだっただろうな


A「また引っ越すから、お守りあげる」

Aは1年もしないうちに、また引っ越すことになって
その時にお守りって渡されたのは手紙と手作りっぽい可愛いキーホルダーで、
幼稚園児なのにクオリティー高かったのを覚えてる

A「奈々未、私奈々未みたいな友達初めて！また会おうね！」

奈「うんっ！」

そう約束して、
本当にあっちゃうからびっくりだよね…

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