乃木坂の本当のキャプテンは…3

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Aside

美彩のアンチは私の時ほどはひどくなかったみたいで、
なんとか終わった…

美「…」


バスの中で美彩の隣に座った
ずっと黙ってるけど…
なんて声かけたらいいんだろう…

……私のせいで…大切な人が傷つく…か

奈「美彩、今日Aが家泊めてくれるって」

美「え…」

A「！…美彩の家ここからだと遠いでしょ？私の家の方が近いし」

美「そんなことないけど…？」

A「いいからっ」

奈々未が急にそんなこと言うから、合わせるのが大変だった…
でも、救われた…かな




美彩side

A達は多分、励まそうとしてくれてるんだろう…

いつも、こんなに気遣って疲れないのかなって思うけど
無意識でやってるっぽいしな…

A「入って？」

美「…ありがと…」

A「いや…ごめんね…」

急に申し訳なさそうに謝ったA
なんでAが謝っのか、わからなくて私はAを見つめることしかできない

A「これ…」

奈「！…誰から？」

A「わかんなくて…」

Aが見せてきたのは、英文でななみんもAも頭いいしなに書いてんのかわかるんだろうけど
私、英語読めないよ…

美「なに書いてあるの？」

A「…」

奈「あなたのせいで誰かが傷つく、あなたは誰も救えない…的な？」

美「え？」

A「多分、美彩のアンチ…私のせい……ごめん…」

全然、理解できなくて…
そんなことある？って思ったけど、
Aが謝ってくるから本当なんだって思った

美「…そんな謝んないで？A」

A「いや…でも…本当にごめん…」

奈「黙ってたのはこれのこと？」

A「そ…本当なのかわかんなくてさ、最初は…変に怖がらせるのよくないかなって…思ってたんだけど……ごめん」

美「…これは言いづらいよ」

Aがどんな気持ちなのかわかんないけど…
私だったら、多分メンバーに言えない
だってそんなの…


それから、みんな無言のまま眠りに落ちた。…

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