乃木坂の本当のキャプテンは…3

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深川side

ななみんもAもまいやんも…
フロントメンバーの空気が重い

『乃木坂46の2期生募集が始まりました』

唐突に言われた事で、頭が追いつかなかった…
やっと慣れてきたアイドルの仕事

A「…今のタイミングで…２期生か」

Aが苦い顔をする…そりゃそうだ…
今でさえ、メンバーのこと色々考えて大変なのに

奈「…２期生ね」

白「どんな子が入ってくるんだろ…」

美「選抜の倍率上がっちゃうなぁ…」

みんな、いい顔はしないけど
乃木坂が少し変わるかもしれない

Aに頼りっきりの状況が変われば…って思うけど

若「A、ちょっといい？」

A「あ、うん」

この頃、あの2人が怪しい…
静かに部屋を出ていくAと佑美…

奈「…若月には頼るんだ」

美「私も思ってた…なんか隠してそうな気がする」

奈「…私にはなにも言ってくれないのに…」

白「Aさ、この頃なんとなく私達と距離置いてる…よね…」

私達の知ってるAは、いつも明るくて…笑ってる
前に真夏が言ってた事が頭をよぎった…

“みんなの知ってるAはね”

…どういう意味なんだろ

深「…嫌われた…のかな」

美「！…まいまい」

白&美&奈「ガチトーンで言わないでっ！」

深「ご、ごめん…」

見事にハモった3人
でも、他に理由がないっていうか…
A、なんかあったのかな

握手会の後に若月を部屋に泊めてから、
異様に一緒にいる…玲香がヤキモチ焼くくらい

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