乃木坂の本当のキャプテンは…3

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Aside

恵「そろそろ帰るわ」

A「手紙、なんで持ってたんですか」

恵「さぁ？」

また嫌な笑みを浮かべて、部屋から出ていった
まったく、いつもいつもその場を引っ掻き回してからいなくなるんだから…

とにかく、聞きたいことが山ほどある
真夏にも、あの人にも…

A「真夏」

私が名前を呼んだら、真夏の肩がビクッて震えた
…別に真夏を責めたりしない

予想だけど…あの人に言われてただけだろう…
ま、今の真夏見てたら流石にどんだけ怒ってても責めれないし

A「２つだけだけ聞いていい？」

秋「…うん」

私が確認したいのは２つだけ…
あの人ならなんでもする…真夏もそれをわかってる

A「真夏は自分で乃木坂に入ったの？」

秋「うん…」

A「…私たちのこと、嫌い？」

秋「ううんっ…違う…嫌いじゃない…今まで本当に…」

A「そっか…じゃぁ、いいや」

秋「え…」

ありえないみたいな顔をされたけど、私はそれを聞けたら十分だ
それ以上はあの人にちゃんと聞かなきゃ

A「気づかなくてごめんね、真夏」

秋「！…A…」

A「もういいよ、言いたくないことまで言わなくて……私がなんとかする」

秋「！…でも」

A「大丈夫だよ…あんなんでも親だからさ、危ないことないし…なんとかしなきゃいけないから」

真夏が本当にあの人の子供なのかはわからない…

危ないことがないって確信はない
なんでもする、あの人なら…

でも、真夏を安心させないと…
いや、後ろで多分今すぐにでも止めそうな人がいたわ、1人…いや、結構いるな

A「よし、じゃぁ…ここにいるメンバーで焼肉行こ〜中学生組帰ってるし少ないけどっ」

生&沙「おー！」

A「真夏は強制参加、私がおごってあげるからっ」

秋「いやっ、、いいよっ」

生ちゃんとさゆりんがいるとノリがいいから助かる
奈々未達の気を紛らわすためだけど…笑

奈「ねぇ…」

A「奈々未も来てね、絶対」

奈「あ…うん」

これで全部、うまくいくと思ってたんだけど…




まさか、あんな出来事が起こるなんて…


誰が想像しただろう

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