え！？あのハイネ先生に奥さんいたの！！？【王室教師ハイネ】

love my wife …22 ページ25

貴方side






…今、何が起こったんでしょう。



えっと、

朝ご飯を食べた後にこの広間に来て、


ブルーノ王子がいたから挨拶して、


なんか王子が問題を解いてたから、横から見てて、


急に頭抱えだしたからびっくりして、


どうしたのか聞いたらわからない問題があるって言われて、


簡単な引っかけ問題だったからなるべくわかりやすく解説しながら教えてて、


そしたらその後急にブルーノ王子の部屋に来て、教師試験を受けろって言われた…。









……………………は？←








いやいやいや、なんで！？


私もう王室教師のはずなんですけど…笑



ブ「…先に部屋にいる。」


貴「…ええ！？あ、はい！」←



ツカツカとブルーノ王子は歩いて行ってしまった。


ちょ、待てよ( ˙-˙ )←



貴「…行かなきゃならんのかな〜」



…まぁ、教師という立場上、生徒と親睦を深めるのも大切だよね。




…行きますか。ブルーノ王子の部屋に！！









ーブルーノ王子 自室ー



つ、着いてしもたー！←


教師試験って何するんだろ…。



コンコン


ブ「…入れ。」



ガチャ


貴「失礼します。」





するとブルーノ王子は椅子に座って待っていた



ブ「…貴方は師匠の嫁なんだよな？」

貴「え、は、はい…。」


な、なんだろう。


ブ「それならそれなりのモノがあったから結婚しているんだよな？」


貴「それなりのモノ、とは…？」


ブ「学力・運・音楽などだ。優れているのか確かめてやる。」


………。(引)



貴「…わかりました。」




そうして、私はブルーノ王子の教師試験を始めた。



1.チェス

WIN A 即決←

ブ「な、なんだって！！？アレがこーなってコレが…！！」

2.トランプ

WIN A

ブ「こ、こんなに強いカードを出すなんて…っ！」


3.暗算

WIN A

ブ「も、もう終わったのか！！？ぜ、全問正解だと…！！？」



4.音楽

ブルーノ→バイオリン
貴方→ピアノ&オペラ(自分で歌ってる)

WIN A

ブ「…歌上手すぎか…っ！！」←









ブ「(…なんだ、この屈辱は！でも心の中では流石師匠の嫁！とも思う…！！)」



貴「(…なんかブツブツ言ってる…。)」←


ブルーノ王子どうしたんだろ？

そんなことを考えていると、突然ブルーノ王子が私の手を掴んだ。


貴「！！？ブ、ブルーノ王子！？」


ブ「これから、師匠と呼ばせて下さい！！！」








貴「………えっ？」

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