love my wife …16 ページ19
レオンハルトside
パカッパカッ…
結局また逃げ出してしまった。
…もし逃げないで勉強していたら、ザッハトルテ、食べられたのかな
パカッパカッ…
レ「…はぁ…。」
まぁ、でもこうやって体を動かすとなんかスッキリするな…。
レ「はいやっ!」
パカッパカッパカ…
僕は馬をもっと早く走らせた。
レ「結構遠くまで来たな…。」
あいつ(←Aの事。)追いかけて来なかったな。
あいつも結局、他の王室教師と同じなんだ。
レ「……もうヤダ…。」
そんな言葉を漏らした時だった。
貴「…そんなに勉強がお嫌いなのですか?」←
レ「…あぁ。もうやりたくない…。」
貴「そうですか…。」←←
・
・
………んん?
え、あ??←
僕はさっきから誰かと話してる…?
僕はおそるおそる後ろを振り向いた。
貴「結構馬って早いのですね〜」←
レ「 」
な、
レ「なんでお前が馬に乗っているんだぁぁ!?!」
なに、何!!?
なんで僕の馬に乗っている!?
てゆうかいつ!!?
いつ乗ってきた!??
てゆうかちゃっかり僕のお腹に捕まってる!!
気付かなかった!!
レ「おい!貴様!なんで僕の馬に乗っているんだ!」
貴「いやぁーだって、レオンハルト王子だけ馬ってズルいじゃないですか?」←
追い付くまで大変だったのですよ。と、しれっと言うA。
レ「お、降りろ!僕は勉強なんてしない!」
するとAが黙り込んだ。
貴「王子、話を聞いて下さい!」
…ッ!
レ「嫌だ!お前もどうせ他の王室教師と同じことを言って僕のことを馬鹿にするんだ!」
貴「そんなことはしません!!」
レ「もし言わなくても心の中では馬鹿にしているんだろ!?」
はなせ!
貴「しません!!そんなことをする者は王室教師…いや、教師なんて言いません!」
止まって下さい!落ち着いて下さい!と騒ぐA。
レ「うるさい!僕に構うな!」
すると、
貴「レオンハルト王子!!!!」
レ「((ビクッ!))」
今までの王室教師からも聞いたことのない大声が響いた。
その反射でか、馬に繋がる紐を引っ張り馬が止まってしまった。
貴「私がいつ、王子のことを馬鹿にしましたか?」
レ「え………?」
すると、今にも泣きそうな声で言った。
貴「…私のことを…!
他の王室教師と同じにしないで下さい…!」
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美優 - 凄く面白いです!?更新楽しみに待っています!?頑張ってください!! (2020年5月28日 4時) (レス) id: 4852b9bccc (このIDを非表示/違反報告)
ハイネが大好きな人 - もう更新されないんですか?更新楽しみに待ってます。 (2020年5月13日 15時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
まぁこ(プロフ) - こんにちは! 更新されるの待ったました! 今月の30日からBSで一挙放送するみたいですよ。是非に♪ ハイネの小説の中で、この小説が一番好きです!胸キュンも多いし可愛いし可愛いし可愛い。笑 更新頑張ってください! (2018年12月20日 23時) (レス) id: 0fca2029db (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 奥さん可愛いです!!ハイネもカッコいいどす!普段は可愛いところもあり、時に男を見せられるのは惚れちゃいそうですね。早く続きが読みたいです!更新頑張ってください! (2017年8月26日 4時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
桃月千璃 - 奥さん可愛い。ハイネかっこ可愛い。続き楽しみにしています。更新、頑張って下さい。(`・ω・´)ゞ (2017年8月20日 22時) (レス) id: c1fb54f25b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルイ x他1人 | 作成日時:2017年4月15日 22時