え！？あのハイネ先生に奥さんいたの！！？【王室教師ハイネ】

love my wife …11 ページ13

ハイネside


私達の関係を王子達に報告し、一礼した後、真っ赤になったAが…



貴「ハ、ハイネ…。恥ずかしいよ…！//////」



と、私の手の裾をつまんだ。




赤面+裾つまみ+上目づかい

最強コンボですか。罪だ…！←




ハ「大丈夫ですか、A。まだ慣れてないのですか？」


貴「………コクン」




…私の心臓保つんでしょうか。心配になってきました。←





ちょっと自分達の世界に入りすぎたのか、ブルーノ王子が立ち上がった時は少しですがびっくりしました。←

Aはがっつりびっくりしてましたけど。







ブ「し、師匠は既婚者だった…のですか…！？」


なんとまぁ 答えが見え見えな質問をして来ましたね。


ハ「え、そうですが。妻です。」


とAを手で示す。


すると慌てたAが

貴「えっ！？あっ、その！し、幸せにします！」←←

と叫んだ。←


ハ「もう幸せですよ、A。」


というささやかなツッコミをして、ブルーノ王子に向き合った。


ブ「…師匠に…妻が…！！」←

メガネを押さえながら小刻みに震えている。

え、妻がいて悪いんですか。←



カ「…ブルーノ…、落ち着いて…。」


カイ王子の声によって、椅子に座ったブルーノ王子。



レ「ちょ！！ちょっと待て！」

ハ「まだ何も言っていませんよ。」←

レ「ハイネが、旦那でいいのか！！？」←


お前頭おかしいんじゃねぇかとでも言いそうな顔をしながらAを見るレオンハルト王子。


ハ「なんてこというんですか。」

貴「え、えぇえ？」←


答えなくていいんですよ、とAに伝えた。




すると


リ「ねぇねぇハイネ先生！」

元気よく手を挙げるリヒト王子。


ハ「何ですか、リヒト王子。」



リ「後で個人的にA先生とお話ししたいんだ〜。あ、大丈夫！ちゃんと先生の奥さんってことは分かったから！変なことしないよ！」←


ハ「明らかに変なことしそうですね、リヒト王子。」


リ「しないってばぁー！」


ハ「静かにして下さい。」←


リ「えぇえええ？」←←



するとその時、カイ王子が手を挙げた。



ハ「どうしましたか？カイ王子。」


カ「先生……、手、フニフニ…？(真顔」←


ふ、フニフニ？


Aは ？ を浮かべている。


まぁ、カイ王子ならいいでしょう。


ハ「A、カイ王子に手を差し出して下さい。」

貴「へ？う、うん。」


そしてAをカイ王子の机の前に立たせ、手を差し出した。

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