え！？あのハイネ先生に奥さんいたの！！？【王室教師ハイネ】

love my wife …6 ページ8

貴方side



久しぶりに愛する旦那との幸せな時間を過ごした後、私達はハイネの教え子(王子)の所へと向かった。



ハ「…///(サッ」

貴「え？」


あのハイネから、手を差し伸べられた。
手、繋いでいいの？



ハ「…っ/// ここは広いから、はぐれないようにして下さいね…///」

貴「…あ、ありがと…//////(ギュッ」


優しい…っ！
ああ、また顔が熱いっ！




ドキドキが止まらない

気が付けば、私の歩調に合わせて歩いてくれてる。

たまに、チラッとハイネの顔がほんのり赤く染まってるのが見えて、私まで顔を赤くしてしまう。


私、こんなにハイネのことが好きなんだ。


ハイネにこの気持ち、伝わってるといいな





そんな事を考えて、勝手に照れてたらいつの間にかに王子達がいる広間に到着した。




ハ「さて、入りましょうか」


えっ、ちょっと待って
まだ心の準備が…！



だって王子様達に会うのに、あんなにさっぱりいけない！


貴「……っ。(クイッ」


ハ「…ん？ もしかしてA緊張しているのですか？」


貴「えっ、あっ、ちょ、ちょっとだけ…」


すると、ハイネはフッと笑った。


ハ「大丈夫ですよA。王子達は1人1人個性が強いですが、根はいい子達です。そんなに緊張しなくても、皆さんはAを歓迎してくれるはずですよ。」

貴「ほ、本当に？」

ハ「はい。みんないい子達です。」


ヨシヨシと頭を撫でられた後、それでは入りますよと言って扉を開けた。


ハ「皆さん、聞いて下さい。新しい王室教師ですよ」


私はハイネに手をひかれ、広間へと足を踏み入れた。

love my wife …7→←love my wife …5

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す