love my wife …35 ページ39
貴方side
翌朝
ブ「おはようございます、師匠!」
カ「おはよ…」
レ「…おはよう」
リ「おはよー!先生たちー!」
それぞれ思い思いに朝の挨拶をしながら広間へと入ってくる王子たち。
ハ「おはようございます、皆さん」
貴「おはようございます!」
王子達へハイネと共に挨拶を返したあと、午前の授業へと取り掛かる。
貴「ハイネ、今日の授業はどのような事を?」
ハ「はい、本日の授業は…
街で市民たちの生活を見て、体験する授業です」
貴/王子「「「えええええ??!!!」」」
ハ「いや、なんでAも驚いているのです。王子達も本日で2回目の城下街でございましょう」
え、とびっくりした様子(本人は真顔)をしているハイネ。
貴「え、いや、王子が城下へ足を運ばれる授業をするとは思ってもいなくて」
ハ「王子達が市民の様子を知らぬままいずれこの国の国王様にならないよう、市民の声を聞くためにお忍びで行くんですよ」
貴「なるほど、そういうことですね!」
リ「わーい!街に出かけられるんだね!楽しみー!」
ハ「リヒト王子。お遊びじゃないんですからね」
ビシィ!とハイネ愛用のムチをリヒト王子へ指すと、はーい。分かってるよ〜とリヒト王子は返事をした。
そんな中、ブルーノは1人目を輝かせていた
ブ「(これは大チャンスだ!A先生の歓迎会の準備も整えられる…!)」
カ「…ブルーノ。…準備、できるね」
ブ「カイ兄さん…!師匠の時の様に、自由行動の時プレゼントを買うようにしよう」
コソコソと2人で話し、後ほど弟たちにもこの要件を伝えることにした。
・
・
_自室_
貴「ハイネ、城下にはこの服でいいかなぁ?」
ハ「いつも通りでいいんですよ、私達は元々ただの人間なんですから」
貴「えへへ、初めての課外授業だから楽しみで浮き足立ちしちゃったかも」
にこ、と笑うとハイネもにこりと優しく微笑んだ
ハ「…そうですか。ですが、あんまり可愛い格好しないで下さいね」
貴「え…。あ、そうだよね、先生だもんね。私達」
ハイネにそんな事言われたのは初めてで、びっくりしちゃった
…そう、だよね、私達は『先生』だもん、先生が課外授業でお洒落なんておかしいもんね
いけない、つい舞い上がっちゃった。
ちょっぴりしょんぼりしつつ、また服を選び直すとハイネの手が私の手と重なった。
610人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美優 - 凄く面白いです!?更新楽しみに待っています!?頑張ってください!! (2020年5月28日 4時) (レス) id: 4852b9bccc (このIDを非表示/違反報告)
ハイネが大好きな人 - もう更新されないんですか?更新楽しみに待ってます。 (2020年5月13日 15時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
まぁこ(プロフ) - こんにちは! 更新されるの待ったました! 今月の30日からBSで一挙放送するみたいですよ。是非に♪ ハイネの小説の中で、この小説が一番好きです!胸キュンも多いし可愛いし可愛いし可愛い。笑 更新頑張ってください! (2018年12月20日 23時) (レス) id: 0fca2029db (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 奥さん可愛いです!!ハイネもカッコいいどす!普段は可愛いところもあり、時に男を見せられるのは惚れちゃいそうですね。早く続きが読みたいです!更新頑張ってください! (2017年8月26日 4時) (レス) id: 51d1ba9355 (このIDを非表示/違反報告)
桃月千璃 - 奥さん可愛い。ハイネかっこ可愛い。続き楽しみにしています。更新、頑張って下さい。(`・ω・´)ゞ (2017年8月20日 22時) (レス) id: c1fb54f25b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ルイ x他1人 | 作成日時:2017年4月15日 22時