48話 猫じゃらしと猫 ページ9
イデアside
早速だが、皆も気になっているであろうことを検証しようと思う。
まあ、皆が本当に気になっているかは別として、単純に拙者が気になる。拙者の探究心を舐めないでいただきたい。
「レビューが良かったの選んで正解でござるなぁ…」
拙者の手元には猫じゃらし。
…もうわかるかな？
拙者、ルシーが猫としての本能を発揮するのか見てみたいのですぞ((
まさか、猫の獣人がイグニハイド寮に来ると思っていなかったから、今までずっと……ずっと我慢してた。
レオナ氏もライオンの獣人なんだから、出来そうだけど拙者、現実では危険は侵さないタイプなんで。
「とりあえずルシーを呼ぼう、ルシーを…！」
ｶﾞﾁｬｯ
『…呼びました…？』
「兄さん、ルシアンさん連れて来たよ！朝からずっとルシアンさんの名前を呟いていたから、何か用事があるんだと思って！」
ﾋﾟｪ
オルトの能力、恐るべし。…まあ、拙者が作ったんで当たり前だけど。
「ああ、えっと……オルト、外しててくれる…？」
「うん、わかったよ兄さん！」
ﾊﾞﾀﾝｯ
沈黙が流れる。
『…それで、用事……とは…？』
「ふ、ふひひ……ほれほれ、ルシー、猫じゃらしですぞ！！」
『……っ……！！』
目を輝かせて、視線は猫じゃらしと同じように右へ、左へと揺れる。
そして……
ﾀｼｯ
『……』
猫じゃらしを、叩いたでござる……
猫の本能！！！
『…イデア寮長、何故、何故……』
「気になったので。」
そんなことを言いながら猫じゃらしを振り続ける。
猫じゃらしを追いかける、緑色のルシーの瞳。
『…うぅ、本能に、逆らえないなんてっ…！…世の中はなんて……なんて理不尽…！』
「嫌、世の中のせいにしたらダメでござるよ。」
『…僕、猫の本能っ……逆らいたいのに……寮長…っ！！』
「いやぁ、癒しですわぁ。」
ふひっ、猫たん(概念)と合理的に遊べる……拙者天才では！？
絶対、定期的にやろっと……！！
その後、ルシーがオルトにこのことをチクって、
オルトにお説教されたのは、また別の話でござる。
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零(プロフ) - 返事がない只の屍のようだ。さん» 『…良かった、です…！…あー、怖かった…』 (2021年3月11日 13時) (
レス) id: b2ae0c68e8 (このIDを非表示/違反報告)
返事がない只の屍のようだ。 - ルシー君、ウツボツインズを癒すのお疲れ様でしたv(*´∇｀*)零様、続きを書いて下さりありがとうございました！！Ｏ(≧∇≦)Ｏ (2021年3月4日 13時) (レス) id: 2157a47614 (このIDを非表示/違反報告)
返事がない只の屍のようだ。 - ﾊﾜﾜ(°Д°) お話しをして下さる時を楽しみに待ってます！！o(^-^o)(o^-^)o (2020年12月16日 13時) (レス) id: 2157a47614 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 返事がない只の屍のようだ。さん» 『…とぉっても大変なことが、起きました。…またその話も、したいなって、思います…』 (2020年12月15日 11時) (レス) id: b2ae0c68e8 (このIDを非表示/違反報告)
返事がない只の屍のようだ。 - ありがとうございました！チェカ君が可愛いです！！おじたん、ルシー君お疲れ様でした(^^)vウツボさん達はあの写真を何に使ったんでしょうか？(((((((・・;)気になります！！ (2020年12月5日 13時) (レス) id: 2157a47614 (このIDを非表示/違反報告)
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