55話 オーディションと猫 ページ19
※5章ネタバレ若干含みます。
ユウside
「「「オーディションに参加はしない？！！？！」」」
『…そんなに、意外？』
ルシーはどうやらVDCのオーディションには参加しないらしい。
「賞金とか貰いたいじゃん？」
『…や、特には興味…ない、かな。…それに、準備で、忙しい…』
「準備？陸上部は、確か会場設営以外で特に何か仕事はなかったはず…」
ルシーと同じ部活である、デュースがそう言う。
『…その、会場設営、の……データ管理とか、しなきゃ、いけなく…て。…寮長は、部屋に…閉じこもって、作業して…るし？』
イグニハイド寮生は、確か魔法エネルギー学とか、魔法工学に強い生徒が多いんだっけ。
…イグニハイド寮生で、陸上部のルシーは当然駆り出されるよな。
『…文化祭の時期は、特にイグニハイド、忙しい、から……練習とかの暇も、無いし…ね？…オーディションは、頑張って…！』
「ああ！ルシーの分も頑張るぞ！！」
「ルシー、歌えそうだし、踊れそうだったから誘おうと思ったんだけどなー…寮の方が忙しいなら仕方ないか。」
それは確かに…なんでもサラッとこなしちゃうもんな。
歌もダンスも上手いに違いないや。
「オレ様、絶対オーディションに受かって、コンテストも優勝して…ツナ缶沢山食うんだゾ！！羨ましがってもぜーったい、ルシーにはやらないんだゾ！」
「こらっ！…ごめんな、ルシー。グリムが…」
グリムもこう見えて寂しがってるだけだと思うんだけど…
『……いや、大丈夫。…グリムらしい、よ。』
ﾃﾚﾚﾚﾚﾝｯ ﾃﾚﾚﾚﾚﾝｯ
…電話か？
『…あ……僕はもう、行くね？』
どうやら鳴ったスマホはルシーのもののようだった。
「あ、おう！」
ルシーからの応援ももらったことだし、俺たちも練習頑張らないとな…！！
『…もしもし……うん、来なくて大丈夫。……！？……あっ……戻る、戻るから！！……安心してよ、父さん……』
ｰｰｰｰｰ
不穏な感じで終わらせてみたかったんだ…←
ちょっとルシーくんの育ての親をアバウトに作りすぎた…反省してますが、後悔はしてません((
今度義父の設定載せますね。
保護者資料→←番外編 【ハッピーバースデー！】ルシアンおめかしバースデーエピソード
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零(プロフ) - 返事がない只の屍のようだ。さん» 『…良かった、です…！…あー、怖かった…』 (2021年3月11日 13時) (
レス) id: b2ae0c68e8 (このIDを非表示/違反報告)
返事がない只の屍のようだ。 - ルシー君、ウツボツインズを癒すのお疲れ様でしたv(*´∇｀*)零様、続きを書いて下さりありがとうございました！！Ｏ(≧∇≦)Ｏ (2021年3月4日 13時) (レス) id: 2157a47614 (このIDを非表示/違反報告)
返事がない只の屍のようだ。 - ﾊﾜﾜ(°Д°) お話しをして下さる時を楽しみに待ってます！！o(^-^o)(o^-^)o (2020年12月16日 13時) (レス) id: 2157a47614 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 返事がない只の屍のようだ。さん» 『…とぉっても大変なことが、起きました。…またその話も、したいなって、思います…』 (2020年12月15日 11時) (レス) id: b2ae0c68e8 (このIDを非表示/違反報告)
返事がない只の屍のようだ。 - ありがとうございました！チェカ君が可愛いです！！おじたん、ルシー君お疲れ様でした(^^)vウツボさん達はあの写真を何に使ったんでしょうか？(((((((・・;)気になります！！ (2020年12月5日 13時) (レス) id: 2157a47614 (このIDを非表示/違反報告)
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