イグニハイド寮に猫の獣人が入ったらしい。【ツイステ】【男主】

27話 アズールVSイデア ページ31

ルシアンside

……どうしてこうなった…

「ルシーさんは僕と一緒に行くんです！！」

「アズール氏にもルシーは譲れない…！！ルシーは拙者とゲームするんですぞ！！」

『…』

お二人に…声を大にして、言いたい…

う で い た い

…両方向から、引っ張られる、から…痛い。

…2人が喧嘩するの…って言うか、僕を、取り合いするのは…嫌、だなぁ…

ああ…なんで、こんなことに、なったん…だっけ…



回想

「ルシーさんじゃないですか。」

『…あ、アズール、先輩…』

「ルシーさん、ぜひモストロ・ラウンジにいらしてください！新メニューができたので…」

「あ、ルシー…新しいゲームが手に入ったからゲームしよ…って…アズール氏…」

『…イデア、寮長…』

「イデアさん…ここはどうぞ、後輩に譲ってくれませんか？イデアさんはルシーさんの寮の寮長…ゲームするくらいいつでもできるでしょう。さ、ルシーさん！」

「…アズール氏こそ、先輩は敬うべきでは？同じ寮長だとはいえ、学年で見てしまえば拙者が一学年上。それに新しいゲームはすぐにやってこそ。やり込み要素たっぷりなゲームなんだ。ルシーそういうの好きでしょ…？拙者と行こう、ルシー！」

『…え、えぇ……』


回想終了

「ルシーさんはどっちと行きたいですか！？」

「拙者とゲームだよね！？」

「いえ、僕とモストロ・ラウンジに行きますよね！？」

『…ぼ、僕は……』

モストロ・ラウンジで、3人でゲームしながら新作メニュー…食べる、って……提案、しよう…うん。



そう決意した瞬間、僕の体は…浮いた。

『…うぉっ…！？』

「ルシー。」

『…マレウス先輩…？』

「リリアが、泊まり込みでゲームしようと…シルバーとセベクも一緒だ。」

『……行きます…！…イデア寮長、僕…ディアソムニアに外泊、してきます。…僕が理由で…2人が、喧嘩するの……めっ…です。…僕は、3人で、仲良く…したいので。…では。』


「「そ…そんなぁー！！！」」

勝者 後から来たマレウス・ドラコニア……



ー漁夫の利ENDー



『…おぉ…お泊まり、楽しい、です…！』

「そうじゃろう！ルシーが来てくれてわしは嬉しいぞ！」

「あっ、おい！シルバー！！僕を落とすんじゃない！！」

「うるさいセベク…」

「…これは、どうやって操作するんだ…？」

ディアソムニア寮での、お泊まりは…とっても、楽しかった、です！

ｰｰｰｰｰ
23話〜27話まで月兎さんのリクエストでした!
ありがとうございました!

28話 陽キャにはならないで！！→←26話 犬と猫の気持ち

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す