*14話 ページ21
「中村さん…?」
まずいまずい…!!
私としたことが…倫也が来ることも知らないで!
『え…ああ〜えっと…』
困った困った…どうしよう?
倫也んち泊まってる…って言う?
なんか,,言ったら怒るだろうな。
ま、まぁ,私も横浜君と住んでるけどさぁ…
「はぁ…聞いてんの?」
私は,横浜君の言葉ではっとする。
どうしようで頭がいっぱいだったから…
『あ、え?な、なに?』
「今,中村さんち?なんでいんの?」
お怒りモードだ…どうしよう…。
素直に話した方が…いいかな?
『倫也…さんちに,泊まりきてた。』
横浜君は,無言で沈黙は続いた。
…やばい。気まずい…
『あ…横浜く()』
「そうやって,すぐ人んち泊まるんだ。しりがる女め。俺は,そういう子嫌いだから」
?!
『ち、ちが…わ、私は…』
「キモイ。電話切るわ」
ガッシャンッッ(切る音)
……!? な、なんて言った………?
嫌い?嫌い…?
涙が,込み上げて,止まらなくて。
こんなことで泣いちゃダメ。
好きな人だったけど,ダメだったな
「大丈夫?てか,ごめんな?」
倫也は…私の理想の人だった。
私の好き…な人だったんだ。
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作者名:ゆたんぽ(実況者好き) | 作成日時:2019年4月3日 15時