Story２０ S ページ20
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麻衣「んっ、…しょ、くんっ」
平野「ん、」
" 家においでって誘ってくれないかなって、ほんとはちょっと思ってました、 " ドアの前でそう呟いた麻衣ちゃん。
ああ、こいつ俺に抱かれる気満々で来たんだって。
俺が岸くんの家に来ると知った時からその気だったんだって。
どうせそうなる運命ならもういいやってなって外なのにも関わらず麻衣ちゃんの唇に吸い付いた。
吸い込まれるように部屋の中へと入れば俺の肩を控えめに押した。
平野「…ん？なに」
麻衣「んっ、…お風呂、…」
平野「あー、…先入っていいよ」
一度中断されるほど萎える事は無いけど女子からしたら風呂は大事なんやろな。
麻衣ちゃんに風呂の場所を教えて俺はそのままリビングへと進めばスマホを開いた。
＿＿＿＿＿AAからの不在着信 1件
こんな時間になんだよって内心思いながらすぐに掛け直すも出る気配なし。
平野電話なに
一応ラインを送っておいて違うアプリを開くも一向にAからの返信はなくて試しにトーク画面を開くも既読の文字すら付いていない。
平野「んだよ、寝たのかよ」
そうこうしている間に風呂から麻衣ちゃんが出てこればスマホをテーブルに置いたまま入れ替わりで俺も風呂に入った。
風呂から出れば緊張しながらソファに縮こまって座っていた麻衣ちゃんが居た。
視線の先には俺のスマホ。
気になってスマホを開けば丁度5分前に返信が来てた。
A何でもない。間違えた。
素っ気な。間違えたとか絶対嘘だろ。
下手くそなこいつの嘘にイライラしていると隣から感じた視線。
平野「… 見た？」
麻衣「……見えちゃった、が正解かな。」
平野「あそ」
麻衣「… 彼女？」
なんだろうな、俺とあいつの関係って。
バイト仲間？友達？親友？
俺の立ち位置ってどこだよ。
平野「別に、彼女じゃねえよ。」
麻衣「そっか、安心した。」
既読を付けてからスマホ画面を閉じると同時に追記で送られてきたライン。
A平野のばか
Aふざけんな
なんで怒ってんだよ。
バカはお前の方だろって言いたくなるのを堪えて麻衣ちゃんの方へと視線を向ければ心配そうに俺を見つめてくる。
平野「寝よっか。俺ここで寝るから、ベッド使っていいよ。」
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あず(プロフ) - はじめまして！名前がタイトルにあるから平野くんオチなのは分かってますが廉くんに報われてほしい、、切ない(TT)これからも楽しみにしてます！ (2019年8月27日 1時) (
レス) id: fe82437d4e (このIDを非表示/違反報告)
しょおだいすきマン - リアル希望です！楽しみにしてます！ (2019年8月15日 17時) (レス) id: a103310f45 (このIDを非表示/違反報告)
あこちゃん。(プロフ) - リアル希望です^_^ (2019年8月14日 8時) (レス) id: 3881df7b1c (このIDを非表示/違反報告)
Fujisaku888(プロフ) - リアルに一票！とっっても楽しみにしています！ (2019年8月10日 13時) (レス) id: d78f9adad7 (このIDを非表示/違反報告)
シー(プロフ) - リアルの方がドロドロ感増して面白くなりそうだと思います！！紫耀くんとくっついてほしいな…更新頑張ってください！！ (2019年8月10日 13時) (レス) id: 88c3d5de1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍沢 | 作成日時：2019年5月17日 18時
