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6話 ページ6

「へえ、オレのこと知ってるのか」


「……まあね。それより、なんでここに? もしかしてクロロもこいつ殺すつもりだった!?」




「ゴメン!」と両手を合わせたら、クロロがハハハと笑った。




「オレの獲物はこれだよ」




男の指から宝石のついた指輪を抜き取る。




「70カラットのオパールリング。美しいだろ?」


「うん。じゃあ私帰るね」


「……宝石にもオレにも興味ナシか。気に入った」




クロロが私の顎をクイッと持ち上げた。




「お前、クモに入れ」

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作者名:あおい | 作成日時:2021年10月2日 12時

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