.５４( 執事side ) ページ6
( 谷地side )
秘密裏に持っていてた電子機器がこんな時に役に立つなんて。
この屋敷に来る前は、ある方々と組織潰しの仕事をしていた。
クセの強い双子さんと、ハチャメチャコンビ
その組織とはぐれ、路頭に迷っていたところを、A様直々にメイド、屋敷女中まで引き上げてくれた
私の体質は、人とは違う。
私こそオークションの対象とされやすいもの。
それを救ってくれた組織が、前までのところ
今の私は佐藤A、いや、夢花Aかな、
お嬢様のメイド
「 …… 許さない 」
清「 ひ、とか、ちゃん？ 」
自分たちの利益のために人様の子供を攫い挙句の上に、オークションに出すなんて。
それにずっと私たちを騙していたなんて。
ずっと、いままで、気持ち悪いと煙たがられていた私を、暖かく迎えてくれたお嬢様とか、たくさんのメイドや執事の方々に、恩を返すのは
「 今しかないよね 」
「「 ？！ 」」
伏せていた顔を上げる
あぁ、こんな自分を見せたくなかった
澤「 や、ちさん、その目、」
黄色く光る私の目を、驚きを隠せない顔でみる４人
隠し通していたかった
「 ずっと、隠していて、ごめん、なさい … 」
何でかなんて知らない
でも感情に大きな変化が出てくると勝手に目が光る
この目のせいで、理由も話せないから
沢山の人にいじめられた。生みの親すらも私を捨てた
もうひとつ。煙たがられていた理由
「 あと４秒で私の仲間がきます 」
少しだけ先が見える
だから、予期することを理解する前は、本当に怖がられてた。化け物だって、
その瞬間、
パリんっ
「「 ！？ 」」
表情の変化が忙しい4人
やっと、恩返しらしいこと、できるかな
「 なんや、えらいしけた面しとんな 」
「 … ツム、オブラートに包めや … 」
「 谷地さん！！久しぶり！！元気？！大丈夫？！」
「 日向うるせぇ 」
窓、ガラスが割れたのにもかかわらず、驚く程に小さい音で入ってきた、懐かしい仲間たち
格好はほぼ全身黒づくめ
「 お願いします、お嬢様を、Aを助けたいんです 」
再会を喜ぶ余裕はない
いつ状況が一変するか分からないんだ
侑「 そのつもりで来たんや 」
治「 ほんまに潰すで 」
ツムさんがニヤリと笑う。サムさんは落ち着いる
日向と影山くんも賛同らしかった
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KIRA(プロフ) - ワクワク！ドキドキ！続きが気になります！ (2022年4月9日 18時) (
レス) id: 8a3ea8f2fe (このIDを非表示/違反報告)
雪 - とっても面白くて、続きがたのしみです。 更新を楽しみに待ってます。 (2022年3月12日 10時) (レス) id: 9a5cedd46a (このIDを非表示/違反報告)
花宮 - 初コメ失礼します!!１話から見させてもらいました。めちゃめちゃ面白かったです!!更新楽しみに待ってます!!!!!! (2021年8月28日 18時) (レス) id: 87377a8b0f (このIDを非表示/違反報告)
Amamiya(プロフ) - とても面白いです！続き期待して待ってます！！ (2021年1月10日 6時) (レス) id: fb2a786f2c (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - 面白いです！続き待ってます！ (2020年9月19日 23時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青いハンガー | 作成日時：2018年1月21日 22時
