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笑顔の魔法 ページ1
私はきみがすきだった
わかってほしかった
きみは私をみはなした
つきはなされた
ころされた
感情を、人格を、表現も、人間も、私も
元々明るい人間だった。どうしよう。
今の私にはとうてい出来ない太陽を、影がどう演じればいいのか
「ある先輩」は言った。
創ればいい。自分を。
それならば、出来るだろう。私は美術が得意なんだ。
私は、歌が好きで、笑顔が眩しくて、無邪気で天真爛漫なA。
「演じる」これが、これからの私のキーワードだろう。
笑顔でいれば、魔法がかかる。
笑顔でさえいれば生きていける。
これが
ー笑顔の魔法ー
なんだ。
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作者名：葵衣＠神代類推し | 作成日時：2023年12月22日 20時
