１０４話 ページ20
Aｓｉｄｅ
俺の話を聞いた二人はしばらく黙っていた。
・・・沈黙ほど怖いものはないんだけどな。
罵倒するならはっきり罵倒してくれたほうがまだいい。
「あのー、涼太、真太郎・・・？」
俺がそう呼ぶと２人は同時に顔を上げ、お互いに顔を見合わせる。
こんなに息の合っている２人ははじめてみるな、なんて感心したところで、また２人は同時に口を開いた。
「「A／っち／のどこが悪いん／すか／だ／？」」
「・・・へ？」
変な声でた笑
「だってAっちは何にも悪くないじゃないっすか！！」
「黄瀬の言うとおりなのだよ。お前は何も悪くない。」
「・・・な、んで」
「てか、Aっち！今、俺のこと涼太って呼んだっすね！」
「え、あぁ、うん。」
・・・なんとなく、涼太が戻ってきたみたいだったから、なんて言えないよな・・・。笑
「それよりA、秀徳に来ないか？俺は、監督に１日最大３個まで我儘を聞いてもらえるのだよ。今日の我儘はAをウチに貰うことだけでもいいのだよ。」
「ちょ。抜け駆けっすよ、緑間っち！Aっち、うちにおいでよ。また一緒にバスケやろ？」
「A！」
「Aっち！」
ぐっと２人との距離が縮まる。
２人とも目が獲物を狙うトラのように鋭い。
「いや、あの、ちょ、ちょっと待って「さっきから黙って聞いていれば・・・。いいですか２人共、A君はもう誠凛の仲間なんです。なのでA君は誰にもあげません。」
俺はどこにも行く気がないから！、と言おうとしたらテツヤに遮られた。
そして俺と２人との間に入って俺のことを抱きしめた。
・・・なんで抱きしめる必要が・・・。←
「黒子・・・！！」
「黒子っち・・・！」
何故か悔しそうにつぶやく２人を無視してテツヤはしゃべり始める。
「さぁ、帰りましょうA君。みんな待ってますよ、きっと。」
「お、おう。」
まぁ、先輩達を長い時間待たせるわけにもいかないしな。
「じゃあ、またね涼太、真太郎！あ、今日俺と会ったことは征十郎に言わないでくれよ？」
「失礼します、(A君に手を出したら容赦しませんよ？)」
ていうか、２人が冷や汗を流していたのは何でだ？
「(黒子っち、Aっちのことになるとほんとに怖いっす・・・)」
「(豹変するのだよ・・・。)」
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新作はもうちょっとお待ちください！
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DRAGON - すみません。突然ですが、明日4月18日は私の誕生日でして、番外編で男主の誕生日をみんなで祝う事って、出来ますかね・・・？ (2017年4月17日 21時) (
レス) id: 2628902326 (このIDを非表示/違反報告)
DRAGON - 謝ることではないですよ！こちらこそ無茶ぶりをすみません！新作ドキドキしながら読んでいます笑 これからも頑張ってください！次回を楽しみに待ってます！ (2017年4月16日 22時) (レス) id: 2628902326 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - すごく見ていて楽しいしこういう作品好きです！これからも更新頑張ってください！更新待ってまーす！ (2017年4月16日 11時) (レス) id: d048c91a3d (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 新作だー！イエーイ＼(^o^)／テンション上がります！見ます！今すぐ見てきます！次回楽しみにしています！ (2017年4月9日 13時) (レス) id: e9bc5f77d4 (このIDを非表示/違反報告)
DRAGON - 新作、出来たんですね！ありがとうございます！ (2017年4月9日 13時) (レス) id: 2628902326 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブルーチーズ | 作成日時：2017年3月24日 20時
