誠凛高校のマネージャー希望(男)は元帝光中学校の天才プレイヤー

２６話←続きますよー！ ページ31

(中学生のころの)Aside





「おーぃ、柊ー！お前に用があるってよー！」


屋上で、密かにバスケ部への入部を決意したあの日から数日後の昼休み。




いつものように(今日は屋上じゃないけど)慧吾と昼食をとってた俺は、そんなクラスメイトの声で振り返った。


「ほーぃ！今行くー、ちょぃ待って！」


食べていたサンドウィッチを急いで飲み込み、席を立つ。







「はいはーぃ。どちらさんですか・・・・ってまた、あんたかよ。」



「やぁ。そろそろ、バスケ部に入る気になったかい？」




「えーと、赤司だっけ？、、俺、はいんないから。」








何言ってんのっておもったでしょ？


あの屋上での決意はどこへ行ったと。





いやー、入りたいんだけどさ、なんかこいつ見てると入りたくなくなるって言うか・・・





だって、『僕の命令は絶対だ』とかいうやつだよー？




やだよね、普通にね←





あれから、毎日こいつとかあのガングロとかなんかチャラチャラしたやつが俺のこと勧誘にくるんだよ？




嫌にもなるよね。









「こんなに僕のことを待たせているのに、入らないなんていう選択肢はもうどこにもないよ」







ほら、超笑顔だし。怖いっつーの。









はぁぁぁぁぁ、どうしたもんだか。

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