誠凛高校のマネージャー希望(男)は元帝光中学校の天才プレイヤー

２４話←続きます ページ28

(中学生のころの)Aｓｉｄｅ






本日、２度目の屋上でございます。





そして、俺の前にはすげー、目を輝かしてる慧吾の姿。

そんなすごいかねぇ。





「いやー、お前すげーな！ＮＢＡっつったら、あの、レブロン・ジェームズとかだろ！」


「あぁー、うん。まぁ、そうだな。」




「まじかよー、いいなー、っていうか、いつ俺にバスケ教えてくれんの？」




「いつでもいいよー。今日でもいいし。」




「えっ！？まじっ！？あっ、お前、バスケ部はいんねぇ？さっき昼休みに来たのって、うちの部活の主将の赤司征十郎だろー？あー、あと、キセキの世代の黄瀬涼太と青峰大輝。」



「きせきのせだい？」


「そーそー。中学生とは思えないほどの実力を持った１０年に１人の天才。
　まー、今年はその天才が５人も一気にうちの学校に集まっちゃったからなー。」




「ふーん。そんなにうまいんだ。でも５人ってことは、後２人いるってこと？」




「あぁー、そうそう、紫原敦と、緑間真太郎。まぁ、でもあんまいいうわさ聞かないんだよね
　・・・公式試合の時も誰が一番点取れるかで遊んでるらしいし。」






はぁ？



誰が一番点取れるかで遊んでる？









「・・・・んだよ、それ。」


「A？」


「慧吾、わりぃけど俺、そんな部活入りたくないわ。」







入ってたまるか、そんな部活。





そんなやつらとバスケやって楽しいわけがない。

ありがとうございます！→←２３話←続きます。

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