誠凛高校のマネージャー希望(男)は元帝光中学校の天才プレイヤー

１５話←前回に引き続き、回想です。 ページ17

「はぁぁ！？あの、ＮＢＡのかよ」





「うん。でも、A君自身は、それを認めていないらしくて、アメリカのバスケの協会が、
　勝手にA君の名前を登録したらしいの。それで、A君はそれが嫌で、日本に帰国
　してきたとか・・・。」





「へぇ。なかなか、興味深いね。彼には、ウチのバスケ部に入部してもらおう。」



「はぁ？正気かよ、赤司。そいつはＮＢＡの誘いも、けってくるような奴だぜ？どうせ、ろくでも ない奴に決まってんだろ。」



「でも、ほんと何でバスケ部に入部しないんすかねぇ。全中優勝もしたし、ウチって結構強豪っす よね？」



「黄瀬君、今までの話、ちゃんと聞いてましたか？全中とＮＢＡでは比べる規模が違いすぎます」




「まったく、黒子の言うとおりなのだよ。バカが。」



「ひどいっす、緑間っちぃ！俺、バカじゃないっすよ！」


「もー、うるさいよ。黄瀬ちん。」


「紫原っちまで！最近、俺の扱いひどくないっすか？」









「で、どうすんだよ、赤司。ほんとに入れんのかよ。」

「あぁ。もちろん。僕の命令は絶対だ。」





「じゃぁ、明日の昼休み、みんなでA君の所に行こう！」

１６話←引き続きです。→←１４話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す