変わらないもの ．２

． ページ26

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優斗 side ．





「もしもし、丈くん？」




家帰って丈くんから電話かかってきて、






珍しいことだから少し身構える。




メールなら頻繁に来るけど電話とか何ヶ月ぶり…？







藤原「あー、優斗時間ある？」








「ありますよ」





藤原「ごめんなちょっと長なるかもしらんけど、」





「なんすか？」











藤原「…恭平になんか言った？」






「へ？恭平？」








ご飯行く約束したくらいなんだけど、





もっと話したかったんだけどな…







「なんかって？」





藤原「あいつ傷ついてたんやけど」









藤原「恭平のこと話してたんよな？HiHiで」







５人で…恭平の話ならしたけど、








傷ついた？そんなこと言ってない、





てか恭平聞いてたのか、







あああー最悪。







「話してましたよ」





藤原「優斗ってさ…恭平のこと嫌い？」






丈くんの少し震えた声が聞こえる。






藤原「….好きよな？一緒にステージ立ちたいって言ってたよな？





　 追いつきたいって…」









「好きっすよ、だから





　傷つくことは言ってない」

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