変わらないもの ．２

． ページ24

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「何があったん」




高橋「怒らん…？」


「おん」











高橋「もうわからん」




電話越しの恭平の声が少し掠れる。







高橋「役に立てへん…」




「…は」









高橋「HiHiのメンバーが話しとるとこ、聞いた」






ああ、あの



反省会って言ってたよな







高橋「優斗が、」





恭平が言葉に詰まる。







「あいつが何」







高橋「…ゆーと、




　 信じてた、のにっ…」








恭平の呼吸が怪しくなる。




藤原「ちょ、恭平落ち着けって。



　 吸入器、して、」





少し時間が空いて、声がする。





高橋「…ごめ、なさい、



　 もう大丈夫、」






「無理はやめてな」



高橋「おん、」















高橋「優斗には、勝てへんから、」





高橋「少し惨めやっただけ、ごめんなさい」









「優斗がなんて言ったん」
















高橋「恭平は俺に勝てへん」

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