SECOND LOVE.

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肩で息をしながら、インターホンを押す。





玄関が開くと、驚いた表情のテヒョン。




TH「え、どした？」



「この間の…っハァ、返事しようと思って」




TH「と、とりあえず入って。」




部屋の中に入ると、水を出してくれる。



「ごめっ、…ありがと」




TH「落ち着いた？」





だいぶ呼吸が楽になった。




「うん。」




TH「返事、聞かせて。」




「私、2年もテヒョンに傷つけられてきた。苦しくて、辛くて、側にいるのに見てもらえなくて

私の方が先に出会って、テヒョンの事も私の方が先に好きになったのに、すぐ新人に奪われて…」



これまでの事が、走馬灯の様に蘇り
自然と涙が溢れる。




TH「うん……」




「憎たらしい、大っ嫌い、次に会ったらもう会わない約束しようって思うの。なのに、なのにね…テヒョンに会うと、思ってた事が全部消えちゃうの。」




「やっぱり、大好き。ずっと一緒に居たいって。」






「悔しい、悔しいけど、テヒョンのこと大好きで…、私、テヒョンの1番になりたいよ。」




TH「A。」





テヒョンに抱きしめられると、鼓動が伝わってくる。

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