008. ページ8
・
平野先輩以外からの告白なんて、初めてで
正直戸惑う。
・
『ご、ごめんなさい。』
「…そう、だよね。ごめん。」
どことなく、暗い気持ちのまま、寮に帰った。
・
疲れたから、早く寝よう。
自室に行こうと、廊下を歩いていると
手をつかまれ、部屋に引き入れられる。
背中に久しぶりの温もり。
平野先輩に後ろから抱きしめられると、妙に落ち着く。
「俺とあんたって別れたん？」
『…え？』
「なんか噂しとった。俺が同情したとかなんとか…？」
誰ですか。本人の前で噂した人。
「誰がそんな嘘、言ってんねやろ。」
低い声で怒ったように言うから
私です。…なんて言えるはずもなく。
『…本当ですよね。そんな嘘。』
・
「ごめんなさい…は？」
『…えっ？』
私の目が大きく開くのが、わかる。
・
まさか、バレてる…？
「俺にさ、言わなあかん事あるやろ？」
胸のざわつきが収まらない。
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さら - 最高ーーーーーーーーーー！でした〜！ (6月23日 13時) (
レス) @page22 id: e429934052 (このIDを非表示/違反報告)
レモナ(プロフ) - 完結おめでとうございます。この作品更新されるのすごく楽しみだったので、完結してしまうのは少し寂しいです… また新しいひらのてぃ。さんの作品も読もうと思います！頑張ってください (2016年10月6日 17時) (レス) id: 605c165085 (このIDを非表示/違反報告)
侑貴 - いや〜！もうキュンキュン！( ´艸｀)ﾑﾌ (2016年9月18日 23時) (レス) id: 09b0973850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひらのてぃ。
| 作成日時：2016年9月18日 22時
