017. ページ17
・
何度か、勇気を出して
平野先輩に近付こうとした。
でも、先輩は虫が寄ってくる様な目で私を見て、あからさまに避けた。
そんな自分が、だんだん惨めになって
どんどん臆病になった。
放課後、私たちの教室には2人だけ。
『永瀬先輩。私って、汚い？』
「は？なんでやねん。」
『平野先輩、汚い、近寄るな。ってそんな目で見るの。』
いつも、平野先輩を無意識に目で追ってる。
それでも、今の私には永瀬先輩しかいないから。
「もう、あいつの事はええやん。」
「それに、汚いなんて、一度も思ったことないんやけど？」
『本当？一度もない？』
「ん、無いで。………名前、呼んで？」
・
『……廉。』
優しく唇が重なる。
永瀬先輩は、噛んだりしない。
・
平野先輩とは、全然違う。
・
意地悪なんかじゃない。
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さら - 最高ーーーーーーーーーー！でした〜！ (6月23日 13時) (
レス) @page22 id: e429934052 (このIDを非表示/違反報告)
レモナ(プロフ) - 完結おめでとうございます。この作品更新されるのすごく楽しみだったので、完結してしまうのは少し寂しいです… また新しいひらのてぃ。さんの作品も読もうと思います！頑張ってください (2016年10月6日 17時) (レス) id: 605c165085 (このIDを非表示/違反報告)
侑貴 - いや〜！もうキュンキュン！( ´艸｀)ﾑﾌ (2016年9月18日 23時) (レス) id: 09b0973850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひらのてぃ。
| 作成日時：2016年9月18日 22時
