［ヒロアカ］風と爆発2［爆豪勝己］ (ページ18)

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事件発生ページ18

案の定今日はヒーロー基礎学の日でした。
しかも相澤先生、オールマイト、あともう一人の三人で見るらしい。
しかも今日は救助訓練ときた。私の個性…風は救助と言うよりか被害拡大間違えない個性ですよ?
救助は不向きすぎまして……いいや風溜めよ、私は考えるのを完全放棄した。
作って貰っておいてあれなんだけど…邪魔、この装置…これないと最初の一撃強いの撃てんから…役に立つけど…装置ゴツい…こんな体格にはバカみたいに会わない装置だよ。
それに比べて何処かの誰かさんはよくお似合いだよ。
……皆コスチュームなのにある意味目立つぞ、緑谷君。

そのあと移動用のバスに乗って…学校の敷地内をバスで移動ってやっぱり広いね…雄英って。
「誰か嘘だといってよやだよ何で爆破男さんの隣に座らないといけんの?誰か席かわって!！！」
「諦めろってA。」
「裏切ったな！切島ｧｧｧｧｧ!！！」
「うっせんだよ、クソA隣で騒いでんじゃねぇ!！！！」
…今名前呼んだ?えっ…今初めて…爆豪君の口から名前を聞いた気がする。
驚きのあまり爆豪君の顔を凝視してると流石にイラついたのか殴られた。
「痛っ!！！！！形振り構わず叩くな！!」
「俺に命令してんじゃねぇ!」
やっぱりこいついつか泣かす…!!!
「「元気だな、あいつら」」

目的地に着いたのかバスが止まった。あぁ着いてしまった…嫌だ…被害拡大させて終わる自信しかないよ…
「…爆豪君も向いてないよね…どっちかって言うと対敵だよね…」
「…てめぇも似たようなもんだろ」
目線は前を向いてるけど質問には答えてくれた。彼も分かってるんだ…救助程不向きな物はないと。
気分がいまいち乗らないまま先を歩く皆の背中を追いかけた。
「あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場その名もウソの災害や事故ルーム!」
「「本当にUSAだった。」」
ちょっと待て、今作ったって言った?スゴいな…１３号先生…私割りと好きだよ、この人。
そこからお小言が増える増える…
お小言と言うより演説?スッゴク心に染みるいい言葉ばかりである。
使い方を間違えれば簡単に命を奪える…逆に上手く使えば命を救える…か。
「そんじゃまずは…」
相澤先生の後を着いてくように歩き出した瞬間嫌な…［風］を感じた。
「何か…来る…。」
私は無意識に爆豪君の腕を掴んでいた。
「てめぇ何し「一塊になって動くな！」
黒いもやから出てくる人…どう見てもヒーローには見えない。