連絡先交換 ページ15
「風刃は何か食いてぇ者あるか?」
ノープランかよ!食べたいものね…特に無いってのが本音。
「……任せるよ、好きな所をどうぞ?」
「おう!んじゃあ…中華行くか!」
「おっいいね!中華でいいか?風刃」
「了解！」
上鳴君の提案により中華に決定!!何食べようかな〜なんて考えてるとあの断固拒否を貫いてた爆豪君から以外な言葉が聞こえた。
「気が変わった。」
「うっしゃ!んじゃ行こうぜ！」
……切島君スゴい…中華だったら行くんだね。
と言うかどこ行くか言ってなかったのが悪いのか、爆豪君って中華好きなのかな………?
「いや〜風刃がOKしてくれるとは思って無かったぜ！」
「Aでいい。切島君も、ついでに爆豪君も」
「ついでって何だ?オイクソ風女」
中華店に向かいながらそんなたわいもない会話を交わしていた。
中華店以外と遠いのね…学校を出てから１５分はたってると思う。
と言うか爆豪君歩くペース早い…
「おっついた!」
外見は普通のお店だね、店内にはちらほらとお客さんが座っていた。
四人席について一言…隣が上鳴君なのは良いんだけど…目の前が爆豪君って…ちなみにとうほんにんは黙ってメニュー見てますから。
黙ってれば所謂イケメンなのにね。
「A、決まったか?」
「あっ…うん。」
ろくにメニュー見てないけど待たせるのもあれだし…と思ってパッと目についた麻婆豆腐にしました。
普通のね？激辛?ナンデスカソレハ頼むバカいないでしょ？
待ち時間の間上鳴君、切島君と個性のことやら色々それこそ世間話とか色々ね?
その間爆豪君はスマホいじってるし。
「あっA、連絡先交換しねぇ?」
「良いよ。」
私の人見知りと言う性格は１−Aにより大分無くなりました。
上鳴君と交換した後話の流れ的に切島君とも交換しました。
「お待たせしました〜」
ちょ〜と待て、私の麻婆豆腐は至って普通の色なんだけどさ…何その真っ赤物体…
いたよ、ここに激辛頼むバカ。辛党何だね〜爆豪君って…まぁその見た目で甘党だったら逆に笑う。
流石は男子…食べる量が異常に多い。
「ふぅ…。」
通常量ではあるが割りと量がね…あと…今ね爆豪君と二人っきり何だよね。
残り二名お手洗いにね…
「おい。スマホ寄越せ。」
何言ってんだ?私は手元のスマホを渡すか迷っていたら痺れを切らした爆豪君に取られた上に盛大な舌打ちをされる。
人のスマホを勝手にいじるな
「ほらよ。」
「投げんな、取れなかったら壊れるわ！弁償させんぞ」
「てめぇに限ってそれはねぇな」
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作者名：疾風怒濤 | 作成日時：2018年6月23日 15時
