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何も考えずにAさんのほうへ向かう
ずっと首を振っているAさんを強く抱きしめた
その時、Aさんの隣にいた男がこちらの存在に気づいた
男「だれだ!」
『前、言っていた人』
男「あぁ、お前の男か」
『別に私の男じゃないって』
『お願い、彼と5分だけ話をさせて』
男「チッ、5分だけだぞ」
『うん』
Aさんはそう言って俺のほうを見た
『なんで来たの?』
佐「心配で、、、」
『そう思って夜中に出発したのに、、、』
佐「でも会えてよかった、帰ろ?」
俺が言うと黙り込んでしまった
『それはできない』
佐「なんで」
『これが、パーティーだから』
佐「腕縛られてるのに、パーティーなんて言えるかよ!」
『うん、そうだね、ごめん』
佐「俺には、Aさんしかいない」
『そんなことないよ、メンバーのことか、ファンのことか、いっぱいいる』
男「もう5分だ」
『あのね、佐久間君、私今まで一回も言ったことなかったけど、、、
・
・
・
、、、大好きだったよ』
・
・
どうして、、、過去形なの?
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作者名:aoi(あおい) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=aoiaokake
作成日時:2020年5月31日 2時