12話 ページ13
深夜一時過ぎくらいだろうか。ついに作戦を決行する。僕はみんなを起こさぬよう、部屋をぬけた。
ギィィ……と、扉の音が鳴る。緊張感高まるなか……
「んー、……ｶﾞｻｺﾞｿ」
気、気づかれた？！その部屋を覗いてみると、電気さんのお母さんが寝ていた。なんだ、寝言が……
僕がほっとしていると、肩をぽん、と叩かれた。
A「ひっ？！」
僕は思わず小さく悲鳴をあげた。
ハッと思いすぐに口元を隠すがそれももう遅くて。恐る恐る後ろを振り向くと電気さんがいた。
どうして……？トイレにでも行っていたのだろうか。と、とりあえず自然に振る舞わないと。
A「ど、どうしたの？電気さん？」
少し驚いたような顔を作りながら、僕はそう言った。
上鳴「家、出ようとした？」
A「……なんで？」
上鳴「態度とかで分かるって。全然迷惑じゃないし、むしろ居て？」
A「……はい？」
射手？射て？それとも？なに？
不思議……
上鳴「居てだよ！俺が守るから！な？」
ニカっと、純粋な笑顔を見せた。優しい…
上鳴「……？ちょっと、まぁ、とりあえず、事情もっと詳しく聞こっかなー。あ、嫌だったら言えよな？」
A「……うん」
首を縦に振りながらも……どうしよう、嫌われたくない。そんな感情が心のどこかにある。
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勝天Runa - とても面白いです！更新頑張ってくださいね！！応援してます！！電気最高ですね！！1-Aとの絡みを作ってくれると幸いです！よろしくお願いします！！ (2021年4月13日 19時) (
レス) id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつき | 作者ホームページ：http://nikotyan
作成日時：2020年10月19日 16時
