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【ねえねえ写真撮ってくれない？】
【もうほんとに推しで毎日癒されてる！！】
キャッキャと楽しそうな声が聞こえる
選択授業で移動なのに見事ロンジュンとジェミンくんに置いていかれて寂しく学習室へ向かっていると少し先で先輩たちが何やら騒いでいて、すれ違いたくないなあなんて思いながら視線を足元に固定してなるべく早く通り過ぎた
JI『あ、ごめんなさい...もう戻らないと』
【大丈夫大丈夫！】【ちょっとくらい余裕だよ】
聞き覚えのある困った声に思わず足を止める。
チャイムが鳴るまであと3分程。
英語担当の先生に心の中で遅れたらごめんなさいと謝って来た道を戻り先輩たちの背中に声をかけた
「あのっ」
【...何？】
チソンくんを見つめる柔らかい視線はどこに行ったのか。めちゃくちゃに睨まれる。
「先輩方のクラスさっき食堂行ってましたよ」
【え、次移動？】【違くね？】【５.６時限何だっけ】
【ちょ待って学年集会？】【だるいだるい嘘でしょ？】
ダラダラ文句を垂れる先輩たちに適当に愛想笑いをしながら未だに固まるチソンくんの腕を引きサッと逃げた。
逃げたと言っても階段の裏だけど。許して欲しい。有り得ないくらい心臓が鳴っててよくやったなと自分を褒めてあげたい
スマホで時間を確認するともうどっちにしろ間に合わなそうだ
「ごめんね、授業間に合いそうにないけど..」
JI『どうしていいかわからなくて...助かりました』
ありがとうございますと共にぺこりと下げられる頭
かわいいつむじを見るのは2回目で、私の中の変態がつむじに指を突き刺しそうになったけど何とか抑えた。
「よし！まだチャイム鳴ってな」
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
ふはっ と笑い声が聞こえて顔を上げると大きな手で口を隠して笑っている
「バカにしてるでしょ」
JI『そんなことないです』
「チソンくん私授業行きたくないんだけど」
JI『えーいだめですよ』
サボりに巻き込もうとしたのにしっかり断られてしまった
ヘチャンくんとかなら大賛成してくれそうなのに。ジェミンくんはどうだろ、のってはくれるけど乗り気じゃないんだろうな。
「ちぇ」
JI『ヒョンたちと同じクラスですか？』
「え？ああうん」
そっか自己紹介とか特にしてなかった
「Aだから好きなように呼んで」
JI『そろそろ教室行きますね』
今度はAさんの奢りで売店行きましょって。
なるほどな、ジェミンくんの教育が行き届いてる。
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こあら(プロフ) - イマク！！！！！！ (2021年7月11日 18時) (
レス) id: 454ea92083 (このIDを非表示/違反報告)
さなこ(プロフ) - 読んでいてわくわくしました！たのしみにしています！ (2021年7月6日 18時) (レス) id: a10af9d64e (このIDを非表示/違反報告)
拡声器(プロフ) - 奈留さん» 温かいお言葉ありがとうございます(; ;)これからも頑張りますので見守っていただけると幸いです。 (2021年6月29日 23時) (レス) id: 252062c434 (このIDを非表示/違反報告)
奈留 - この作品本当に大好きです！！主人公が、よくある完璧な子ではなくて、容姿へのコンプレックスを持っているところがとても共感できて、応援したくなります。作品をよりよく改善していく作者さんも大好きです！！！最近は更新が私の楽しみです…これからも大好きです！ (2021年6月20日 17時) (レス) id: d053c10df7 (このIDを非表示/違反報告)
拡声器(プロフ) - xuzさん» お返事遅くなりすみません(; ;)ご指摘感謝致します、全話編集させて頂きました！これからもよろしくお願いいたします☆ミ (2021年5月23日 1時) (レス) id: 252062c434 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：拡声器 | 作成日時：2021年4月10日 2時
