#26 ページ28
宇野さんと教室に入っていくと急に教室が静かになった。
『なんであの子が実彩子と一緒にいるのよ。』
『さっき朝日高くんたちが話しかけてたよね？』
『え〜！なにそれ〜！』
『ちょっと！本人に聞こえちゃうよ！』
『全然つりあってないっつーの。』
すみません、全部聞こえてます。
つりあってないのはわかってるっつーの笑
宇野『なんでみんなAちゃんの悪口言ってんの？』
宇野さんが私にだけ聞こえる声で言ってきた。
そりゃああなたと一緒にいるからです笑笑
そう言いたかったけどおしこめて
『知らない。』
とだけ言った。
そしたら急に声を張り上げた宇野さんが……
『あのさぁ、
なんで言ってるのかわから「実彩子ー！Aちゃん！與に追い出されたー！」はぁ……』
A『西島うっせぇ』
西島『Aちゃんー泣……ってかなんでみんなこんなに静かになってんの？』
しーん
女子『西島くん？……あの、この人なんで一緒にいるの？』
西島『この人？
あ、Aちゃんのこと？
Aちゃんは秀太の友達だよー！
俺らとはまだだけど……。
ってかお前らAちゃんになんかしたら許さないからな！？
俺らの大切な仲間なんだからよ！』
雰囲気がわかったのか西島が言った。
しーん……
キーンコーンカーンコーン〜
ガラッ
先生『おい、お前らー鐘なったぞー座れー。』
立っていた全員が座り、授業が始まると前の２人がにっこり笑って後ろを見てきた。
宇野『ってことでなんかあったら言ってよー？』
西島『俺らのせいで何かされることがあったら必ず助けるから！』
宇野『ってかにっしーのこと初めて頼りになったわ〜』
西島『初めてはないだろ！俺、実彩子の召使いのような生活だぜ！？』
宇野『あ？』
西島『う……』
A『……。私、仲間だなんて思ってないから。』
急に口を開くと2人が言い争いをやめて私を見た。
A『……。でも嬉しかった。ありがと。』
私が照れて窓の方を向くと目の端で2人がにっこり笑うのが見えた。
久々に人に興味を持った気がする。
そしてこれが……運命の人との出会いだった。
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あおい(プロフ) - AAALOVE，さん» たくさんの褒め言葉ありがとうございます(><)個人的にこの話は反省点もたくさんある話だったので褒めていただいてすごく嬉しかったです(^^)まだまだ至らない私ですがこれからもよろしくお願いします(><)(><) (2018年4月22日 10時) (
レス) id: eae98b2065 (このIDを非表示/違反報告)
AAALOVE, - お時間あるようでしたら、4個下から読んでくださると幸いです。 (2018年4月17日 19時) (レス) id: 9b2313e511 (このIDを非表示/違反報告)
AAALOVE, - 本当にドキドキ、ニヤニヤ、涙がとまりませんでした！このストーリーを書いてくださり、ありがとうございました！これからも応援してます！ 長々とすみませんでした！ (2018年4月17日 19時) (レス) id: 9b2313e511 (このIDを非表示/違反報告)
AAALOVE, - 帰ってきました、すみませんでした。 今まで読んだストーリーの中で一番好きです。秀ちゃんも主人公も同じ思いなのにすれちがうところ、秀ちゃんには何でもお見通しなところ、 (2018年4月17日 19時) (レス) id: 9b2313e511 (このIDを非表示/違反報告)
AAALOVE, - 途中から涙が止まらなくて、ものすごく物語に入ってしまい、目が腫れるほど泣きました。 すみません、用事があるので一回行ってきます！勝手でごめんなさい！ (2018年4月17日 17時) (レス) id: 9b2313e511 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2016年10月23日 21時
