【ナンバカ】南波刑務所恋物語【短編集】《リクエスト停止中》

喧嘩するほど仲がいい【猿門】《３Ｋ猫さんリクエスト》 ページ9

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A
猿門の許嫁。ツンデレ。
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【Aside】
はぁ、猿門との結婚式まであともう少し…

お母さんたちと一緒に選んだウェディングドレス

似合わなかったらどうしよ…

っていうか、これが普通なのはわかるけど赤って派手だな。

そんなのなかなか着ないし、やっぱ恥ずかしー！

猿門「ん？どうしたんだA。」

A「別になんでもないし。」

猿門「そうか。そういえばAの好きな味のアイス、

　 買ってきたから一緒に食おうぜ。」

わざわざ私のために？嬉しいな。

A「折角買ってきてくれたし、しょうがないから食べてあげる」

猿門「キキッA、相変わらず素直じゃねえよな」

A「なっ！ううう、うるさい！猿門こそ相変わらず猿よね！」

本当に、そういうところ20年以上前から全く変わってない。

猿門「キーッ！猿っていうな！つか、Aは昔はもっと素直だったよな」

昔のことなんてどうでもいいじゃない！

猿門「『私はね大人になったら猿門と結婚するの！』とか

　 昔言ってたよな〜」

そんな恥ずかしい話ださなくてもいいじゃん！

A「さ、猿門こそ『俺、強くなってAを守ってやっからな』

　 とか言ってたくせに〜！」

猿門「それは昔の話だろ！」

A「先に行ったのはそっちでしょ！」

ベチョッ


猿門「あ”あ”あ”！アイスが溶けたぁ！」

A「早く食べないからよ、この鈍間！」

猿門「うっせ！俺は味わって食べるんだよ！」

A「いや、明らかに喧嘩してたから溶けたんでしょ！」



猿鬼(相変わらず、仲良いな…)

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