8炭酸 ページ9
仁王先輩は呆れたようにちょっとため息をついた。
…私、なんかまずいことした？
仁王『あのなぁ、俺はお前さんの何だ？』
『大好きな人です！！』
仁王『…それと？』
『えっ？……？』
仁王『はぁ、彼氏じゃろ。か、れ、し。』
『！そうでした！！』
仁王『…だからな、A。』
『はい。』
仁王『もっと甘えんしゃい。迷惑とか考えずにな。』
『甘える…？私、今でもじゅうぶん仁王先輩に甘えてますよ。』
普段からたくさん迷惑かけてるし、抱きついたりしてる。
仁王『七夕祭、我慢したじゃろ。』
『あっ、』
仁王『今日も。ったく変なとこで遠慮しても意味ないじゃろ。』
『…はい。』
仁王『俺はお前さんと一緒ならめんどくさいなんて思わんし、どこでも楽しい。』
そんな言葉を言われたら嬉しすぎて顔が緩む。
『疲れてても？』
仁王『Aがいれば疲れなんてどうでもいい。』
『っ、仁王先輩大好き！！！』
思いっきり抱きつくと頭をなでておでこにキスしてくれた。
仁王『七夕祭、いくぜよ。』
『あ、でも笑幹ちゃん…、『許可はとった。「Aと楽しんでください。」ってよ。』』
笑幹ちゃん…明日お礼言わなくちゃ！！
『ふふ、楽しみーっ♪』
仁王『だな。ほら、ここまでやったからあとは自分でやりんしゃい。』
『はーい♪ありがとうございます、仁王先輩！！』
そっか…彼女なんだ。
甘える。…かぁ。
『仁王先輩、』
仁王『ん？』
『私、わがままかもしれません。』
仁王『ははっ、上等じゃ。どこまでも付き合ってやるぜよ。』
仁王先輩が優しく笑った。
うまくできなかったけど何とか裁縫を終わらせて。
そのあとは2人で寄り道して帰った。
______________________________________________________________________
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
越前優 - メッチャ面白い小説です！！それに仁王カッコよすぎ〜//////これからも頑張ってください♪ (2014年9月10日 16時) (
レス) id: a476afbf1f (このIDを非表示/違反報告)
おとは☆(プロフ) - 超最高です！こんないい作品ありがとうございました！！これからも頑張ってください☆ (2014年9月5日 23時) (レス) id: f8c6062106 (このIDを非表示/違反報告)
晃暉(プロフ) - めっちゃおもろかったです（*´∀`）ノこれからもがんばってｂ (2014年8月27日 14時) (レス) id: 9ea37611d7 (このIDを非表示/違反報告)
ピロロ(プロフ) - すごくおもしろかったです！！この作品を読んで、ますます仁王くんが大好きになりました！！これからも、頑張ってください！！ それから、もしよければ友達になってくれませんか？長々しくてごめんなさい！！ (2014年7月26日 1時) (レス) id: 1e48e81e0f (このIDを非表示/違反報告)
クルエル(プロフ) - あおいさん» おいｗｗｗｗｗ (2014年7月8日 20時) (携帯から) (レス) id: 3cb9714877 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおい | 作成日時：2014年6月18日 15時
