31炭酸 ページ32
驚いている仁王先輩。
『えへへー。目さめました？』
仁王『……。』
『仁王先輩？』
仁王『…はぁ。何やってるんじゃ？』
『先輩を起こそうと思って！』
仁王『…普通逆じゃろ。』
『え？……わわっ？！』
仁王先輩がいきなり起き上がった。
…なんで、仁王先輩の顔がこんなに近くに。
なんで天井が少し遠くに見えるんだろう。
『せ、先輩？』
仁王『…せっかく我慢してたんに…さそってきたのはAだからな。』
『我慢？』
仁王『好きな女と2人きり。しかも風呂上がり。
お前さんの格好は？』
『へ？Tシャツに短パン？』
仁王『これで何にもしないほうがおかしいぜよ。』
『何にもって…何かするんですか？』
お兄ちゃんが言ってたこと？
そういえば丸井先輩にも言われたんだよね。
仁王『顔、あげんしゃい。』
『んっ、』
仁王先輩が私の顔を持ちあげて半強制的にキスをした。
いつもしてるキスとは違う。
荒々しくて、激しくて。
でもやっぱり優しいキス。
何だかぬるっとしたものが入ってきてそれが舌だってわかるまで少し時間がかかった。
大人のキス…熱くて、力がどんどんぬけていく。
仁王先輩にされるがままって感じ。
『せ、んぱい…、』
どんどん深くなっていくキス。
このまま、お兄ちゃんが言ってたキス以上のことするのかな？
そんなふうに思ってたら突然仁王先輩が唇をはなした。
『え？』
仁王『やめる。寝る。』
いきなり顔をふせた仁王先輩。
『えぇ？！寝ないで！先輩！！』
慌てて顔をおこすと仁王先輩の頬はほんのり赤かった。
仁王『…はぁ、このままとまらなくなりそう…つーか、とまらんくなる。確実に。』
『…先輩、』
仁王『Aのこと大切にしたいし、今のままじゃ…優しくしてやれる自信ないからな。』
そう言って笑った先輩の顔はすごく優しくて。
何だかとてつもなく嬉しくなった。
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越前優 - メッチャ面白い小説です！！それに仁王カッコよすぎ〜//////これからも頑張ってください♪ (2014年9月10日 16時) (
レス) id: a476afbf1f (このIDを非表示/違反報告)
おとは☆(プロフ) - 超最高です！こんないい作品ありがとうございました！！これからも頑張ってください☆ (2014年9月5日 23時) (レス) id: f8c6062106 (このIDを非表示/違反報告)
晃暉(プロフ) - めっちゃおもろかったです（*´∀`）ノこれからもがんばってｂ (2014年8月27日 14時) (レス) id: 9ea37611d7 (このIDを非表示/違反報告)
ピロロ(プロフ) - すごくおもしろかったです！！この作品を読んで、ますます仁王くんが大好きになりました！！これからも、頑張ってください！！ それから、もしよければ友達になってくれませんか？長々しくてごめんなさい！！ (2014年7月26日 1時) (レス) id: 1e48e81e0f (このIDを非表示/違反報告)
クルエル(プロフ) - あおいさん» おいｗｗｗｗｗ (2014年7月8日 20時) (携帯から) (レス) id: 3cb9714877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2014年6月18日 15時
