21微炭酸 ページ22
『なんで補習なんて……っ！！！』
体育の先生に見つかったせいで担任の先生にばれて、帰りに補習って言われた。
はぁ、もうあのハゲゴリラっ！！！
もちろん補習なんてサボろうとしたよ？
先生『教室の鍵は閉めとくからな？
プリント終わったらそこの電話で職員室に電話しろ。』
？！？！
『ほんとありえない……。』
つぶやきながら自分の席につく。
ペンをとってプリントにむかって見るけど何が書いてあるか全然わかんない。
ていうか日本人なんだから英語なんてやらなくても生きていけるじゃん。
ふと、校庭に目をやるとサッカー部が見えた。
そういえば赤也先輩のサッカー面白かったなぁ。
きっとテニスもうまいんだろうな。
仁王先輩しか見てなかったからどんな感じかわかんないけど。
『あーもー眠い……。』
やる気ないしなぁ。
廊下を見ると見たことのある顔があった。
『…あの人、仁王先輩の彼女だ…。』
むこうも気づいたようで扉ごしに私の顔をじっと見る。
うん、なんか気まずい。
視線をそらしてプリントに目を移そうとすると扉をあける音がした。
？！？！
仁王先輩の彼女さんが教室に入ってくる。
『えっ？！か、鍵は……？！？！』
椎名『鍵？…かかってなかったけど……、』
『えっ？！』
騙された……！ていうか確認しなかった私もバカ！！
椎名『あ、あの…Aちゃん、だよね？』
『はい。なんで私の名前……、』
椎名『…その、噂で。』
『あぁ。なるほど。』
ていうか私そんなに噂になってたの？笑、
椎名『あ、私、3年の椎名朱莉で…その、』
『仁王先輩の彼女さんですよね？』
椎名『あ、う、うん。』
かわいい先輩だなぁ。
いい人そうだし。
『それで、どうしたんですか？……私に用事ですか？』
椎名『……相談ごとって言うのかな。
あなたにしか、話せないの。』
『…仁王先輩のこと…？』
椎名『うん。』
そう言って椎名先輩は私の席の前に座った。
_____________________________________________________________
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 208人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かるぴん(プロフ) - とても面白かったです！ (2021年3月7日 2時) (
レス) id: e2b715c702 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - はじめまして。仁王ってあの醸し出す色気からかこういうタイプの作品あまり見たことなかったので、見ててすごくキュンキュンして悶えてました。面白い作品をありがとうございます！ (2018年9月13日 17時) (レス) id: b70e13ff5f (このIDを非表示/違反報告)
美希 - 仁王は小さい頃ひっこしばかりしていたので、好いとぉよと言いますよ 学園祭の王子様の仁王を聞けば分かります (2014年7月25日 14時) (レス) id: bb1b229708 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - のももさん» すみません。こちらのコメント気づきませんでした。ご指摘、ありがとうございます。これから、って言ってももう書くことはないでしょうが気をつけます。 (2014年7月11日 19時) (レス) id: d4f41d3eb9 (このIDを非表示/違反報告)
のもも(プロフ) - あと他にも口調が違うところが多々あったので、気をつけてください。それで殿堂入りは正直腹がたちます。 (2014年7月2日 17時) (レス) id: d302579e3d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおい | 作成日時：2014年4月25日 20時
