２７『跡部様』 ページ28
「っ…？」
忍足「跡部やな」
鳳「ですね」
？「よう、お前らまだ練習始めてないのか？…なんだ、その雌猫は」
…雌猫？
「立海大3年小鳥遊Aです、雌猫呼ばわり不快です、怒りますよ？」
？「…ハッおもしれぇ！そんな事言う女がいるんだな！…もしかしてお前が封筒渡しに来た奴か、なぁ、樺地？」
サラッと髪を上げると跡部さんとやらは言った。
樺地「ウス」
樺地くんとやらはこの人の召使いなのか？
「…君に会えたなら監督に会う必要は無いですね、封筒渡して帰ります」
日吉「…Aさん、肝座ってますね」
向日「もう帰っちゃうのかよ…」
私が少し名残惜しいなと思っていると手首を引っ張られた。
？「おい、俺様は跡部景吾だ。…合宿、来るよな？」
絶対こいと目が訴えているが、うちの部長がいる限り私は合宿を休めないだろう。
「幸村くんが居ますからね」
跡部「そうか。…合宿所、楽しみにしとけよ」
そういってニヤリと笑った跡部さん。いや、跡部。
…嫌な予感しかしない。
「わかりましたよ…」
隣にいた樺地くんに封筒を手渡した。
「これ、頼むね」
樺地「ウス」
「君は偉いね」
樺地「…ありがとう…ございます」
「…ふふ」
樺地くん可愛いなぁ、と思わず思っているとそろそろ夕方が近づいてきたことに気づいた。
「それじゃ、そろそろ帰ります。」
忍足「気をつけてな」
向日「転ぶなよ！」
鳳「合宿所でまた会いましょう！」
宍戸「忘れんじゃねえぞー！」
日吉「電車、乗り遅れないようにしてくださいね」
滝「足元ちゃんと見ろよ」
芥川「またねー！！丸井くんによろしく！！」
樺地「お気を…つけて」
跡部「今度はゆっくり話してやるよ」
氷帝のみんなからそれぞれ挨拶をされながら校門を出た。
…さて、駅にはお母さんがお迎えに来てるみたいだ。
乗り遅れないように、早く行かなきゃな。
ちゃんと足元を見て、走りだした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 261人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にぼし - 美空さん» ありがとうございます！早速更新してまいります！ (2018年4月26日 20時) (
レス) id: f8707c236f (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きが気になります。更新楽しみにしてます！頑張ってください(^_^)応援してます！ (2018年4月25日 19時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
にぼし - オレンジプリンさん» ありがとうございます、頑張ります！ (2018年4月17日 21時) (レス) id: 497645a1bd (このIDを非表示/違反報告)
オレンジプリン(プロフ) - いえいえ。更新頑張ってください( ＾∀＾) (2018年4月17日 19時) (レス) id: 3847ff2748 (このIDを非表示/違反報告)
にぼし - オレンジプリンさん» 今気づきました、申し訳ございません…ご指摘ありがとうございます、手直しをしておきます。 (2018年4月17日 19時) (レス) id: 497645a1bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ガブちゃん | 作成日時：2018年4月13日 1時
