遊惰ちゃん【番外編】【テニスの王子様】 (ページ6)

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「危ない薬を飲んだ様です③」ページ6

大体の理由を聞いたジャッカルはある事に気づいた。

ジャッカル「ってそれじゃブン太が危ないじゃねえか！？いやこの場合Aか！？」

ジャッカルは叫ぶと、急いで部室へ急いで走っていった。

✼

丸井「…っ、もう、限界…」

耐えていた丸井が、ついにブチンと音をたてそうになった瞬間。

ﾊﾞﾝｯｯ！！

大きく扉の音が鳴った。

ジャッカル「おい、大丈夫か色々！？」

丸井「っジャッカル！？」

ジャッカル「ブン太！！…Aは…。…っこれは流石にくるものがあるが…よく耐えたな、逃げるぞ！」

Aに誘惑され限界寸前だった丸井の手をジャッカルは掴み、急いで部室の外へと逃げ出した。

ジャッカル「ﾊｧｯ…ﾊｧｯ…」

丸井「ジャッカル…た、助かった…」

柳「抜け出してこれたか…」

赤也「でも、これからどうすれば…」

柳「とりあえず事情を話そう。」

柳が丸井に事情を説明しようとすると、そこへ真田がやってきた。

真田「む？…お前達、練習はどうした」

柳「…ちょうどよかった。弦一郎も聞いてくれ」

✼

真田「なっ…Aがそんなたるんでることを…？」

丸井「だからあんな状態だったのか…」

柳「…さっきも言ったが収まるにはAが気絶するか発散するか、だ」

真田「そんなもの、俺がAを止めてやろう！それであいつも目が覚めるだろう！」

柳「いやだが、弦一郎…」

柳の引き止める声に関わらず、真田は部室へと走りだした。

赤也「ど、どうしよう…副部長まで…。そうだ！幸村部長なら！！」

ジャッカル「だが、どこにいるんだ…？」